死ぬ程洒落にならない恐い話集めてみない?【実家の座敷童】

洒落怖

 

 

244: 金魚にゅーす 03/08/01 17:05

とある近所に4人の家族が住んでいました。小学4年生の長女と
小学1年生の長男、その両親の4人家族です。父親はいつも仕事で
忙しく休日も家族で外に出かけることも少なめでした。そんな日曜日
の朝、 珍しく父親は普段着の格好でイスに座り、朝食の席で
「父さんと一緒にドライブに行かないか?」と子供達を誘いました。
2人とも喜んで「行く行く!」と大きな声を出し話の話題はすっかりドライブの
行き先でいっぱいになりました。
そして海まで車を走らせ、浜辺でお弁当を食べ
楽しい時はあっという間に過ぎていきました。

日の暮れた頃、
帰りの車内で子供達は疲れたのか、ぐっすり眠ってしまいました。
父親もハンドルはしっかり握りながらも少しウトウトしながら運転して
います。

 

 

246: 金魚にゅーす 03/08/01 17:05

すると突然、前を横切ってきた大型トレーラーと
必死で避けようとした家族の車が激突しました。
車は激しく大破し、元の原型を全く留めないほどのひどい状態です。
家族はすぐさま病院へ運ばれましたが、

1時間後に小学1年生の長男が息を引き取り、父親と長女も出血がひどく
一刻の予断も許さない状態です。かすれゆく意識の中、長女は
手術台の上で不思議な夢を見ていました。それはいつもの朝食の風景ですが、
ただいつもと違って皆静かに黙って食べています。
すると食卓に座る父親が暗い顔をしながら「父さんと一緒に行かないか?」
と話しかけてきました。長女は何故だかすごく悲しい気持ちになり
静かに首を横に振りました。「そうか・・・。」と父親は元気の無い声で
席を立ち、玄関の方に向かっていきました。

突然、長女は奇跡的に意識を取り戻しました。
横には泣いて様子を見守っていた母親の姿が見えます。
それと同時に別の手術室で治療を受けていた父親が
たった今息を引き取ったという知らせを受けました。

249: 金魚にゅーす 03/08/01 17:15
しかし長女は、あの時父親と一緒に行けばよかったと
後悔しました。
彼女の両足は切断され、一生車椅子での生活を余儀なく
されたのでした。

 

265: 金魚にゅーす 03/08/01 19:02

退屈しのぎに、よろしいか?

私が小学校4年生の夏休みのことでした。
3歳下の幼馴染みと、家から1kmほど離れた河原へ
遊びに行きました。
「暑いから持って行きなさい。」と、祖母が用意してくれた
氷水入りの水筒をさげて、たらたら坂道を下って行きました。

河原までは子供の足でも10分そこそこ。
午後の日差しに炙られながら、小一時間遊んだでしょうか。
時々、持ってきたタオルを水筒の水で冷やして、幼馴染みの肩や
首を拭いてあげました。

夏の太陽はまだまだ高く、川べりに立つ私たちの影は
足元に溜まっていました。

夕方までまだ間があるし、遠回りして帰ろうか、と私たちは
いつもは通らない道を選びました。

 

268: 金魚にゅーす 03/08/01 19:35

中学校のグラウンドの脇を通り、農家の作業小屋の前を通り過ぎ
牛小屋を通り過ぎたら、田んぼが広がっていました。

道路はアスファルトで舗装された、割と広い道路です。
車の邪魔にならないように右側を、青く伸びている稲に
ささやかにいたずらしながら、てくてく歩いていきました。

「ひまわり。」幼馴染みが田んぼの真ん中を指差しました。
「?」見ると、黒々とした大きなひまわりが、首をうなだれて
ゆらゆらと動いています。
「おっきいねー。踊ってるみたい。」
幼馴染みはひまわりの動きに合わせるように、うつむいて肩を動かし始めました。

最初は笑って見ていました。次に、いい加減飽きて「行くよ。」と声をかけました。
でも動きをやめない幼馴染みに、なぜだかうすら寒さを覚えました。
「もうやめなよ!」 言いながら、なぜそんなにひまわりの真似が面白いのかと
田んぼのひまわりを見ると、それはひまわりではありませんでした。
だったら何なのかと聞かれると、”ペラペラの人間の影”というのが一番近いかもしれません。

「わ、わ、わ、わわわわわわああああああああああぁぁっぁぁぁぁ」

叫び声は自分の口から出たのでしょう。
近くの作業小屋から人が飛び出してきた時には、ゆらりゆらりと動き続ける幼馴染みと
正気をなくしてタオルを振り回している私がいたそうです。

 

280: 金魚にゅーす 03/08/01 19:56

ここからは、昨夜母に聞いた話です。

4年生の夏に、こんなことあったよね?と聞いてみたんです。
そしたら…

家に連絡が付いたのは、祖母が持たせてくれた水筒に住所と名前が
書いてあったからだそうです。
私と幼馴染みは、救急車で病院に運ばれたらしく
正気に戻ったのは3日後だったそうです。
回復したものの、夏休みに入ってからの記憶がすっぽりと抜け落ちてて
そのせいなのかしきりに「損した、損した」と言っていたと…。
ただ、その3日間の私の様子だけは決して教えてくれませんでした。

夏休みの間、2学期が始まる前に父の仕事の都合で引越しすることが決まり
その当時の同級生たちに挨拶もしないまま、その町を離れました。

もしかしたら、町には居られなくなる様な何かを、私は犯してしまったのかもしれません。

今から20年ほど前の話です。

 

273: 金魚にゅーす 03/08/01 19:44

えと、21年前の21歳の夏の事なんだけど俺バイクで事故ったんだよ
よくスローモーションになるだとか、走馬灯を見るっていう話聞くけど
俺の場合はちょっと違った。

3キロぐらいの信号の無い長い直線でさ、夕暮れにバイクを飛ばすには
いい感じの道なんだけどそこを一人で何往復も走ってたんだ。
5回ぐらいかな、往復した時に対向車が2台こっちに走ってきて
その後ろのトラックが前の車に追越をかけたんだ。
道路を車が塞いでこっちに向かってくる感じ。
そんなに道幅の広い道路でもなかったし、側溝にふたも無くて逃げ場は無い。
そんで「やっべ!」って声を上げた瞬間にトラックと正面衝突。

 

275: 金魚にゅーす 03/08/01 19:45

で次に意識が戻った?のは母ちゃんの腹の中から出てきた瞬間。
「はぁ?」って感じだし、走馬灯にしてはリアルだったし、つうか戻りすぎとか思ったんだが
俺(赤ん坊)の事抱きかかえて喜んでる親の顔見てると何だか死んじまって申し訳なくて
ただ単純に「もう一回生きたい」って思ったんだ
そしたら頭の中が真っ白になってきて、心がどんどん子供の頃に戻っていくような感じがして
事故った事とか、今までの21年間の事とか忘れちゃったんだ

そんで昨日の夜、バイクに乗ってていきなりその事を思い出した
21年前の時と同じバイク、同じ道、同じ時間。
ちょっと違ったのは4往復したところで、コーヒー飲みながら休憩してた事だけ
コーヒー飲みながらボーっと道路見てたら、見た事無いのに見覚えのある2台の車が
目の前を21年前と同じように追い越しかけながら走っていった

なんかゴチャゴチャして意味わかんない文になってるけど勘弁
ちなみに俺は今21歳。俺自身もまだ良くわかってないし整理できないけど
こんな体験しました

 

276: 金魚にゅーす 03/08/01 19:49
>えと、21年前の21歳の夏の事なんだけど俺バイクで事故ったんだよ
>ちなみに俺は今21歳。
(゚Д゚)ハア?

 

277: 金魚にゅーす 03/08/01 19:54
もう死んでるってことだろ

 

278: 金魚にゅーす 03/08/01 19:55
ほんとは42年生きてるけど途中で一度誕生からもう一度21年を生きたって事か?

 

300: 金魚にゅーす 03/08/01 22:19

俺には昔弟がいた。
7歳年下で、兄バカって言われるくらい可愛がってた。
弟も俺によく懐いてて、近所でも評判の仲の良さだった。

中学の修学旅行に行く朝、弟が行くなと言って泣き出した。
小学校の時もあったことなので、困ったなーと思いつつも特別驚いたりはしなかった。
俺が行ってる間マイケル(犬)の世話頼むなーとか言って宥めて、ようやく出発した。
一日目の夕方、弟に呼ばれた気がして振り返るが、いるわけがない。
俺も気にしすぎかな、と思ってたんだけど、
なんとなく心配になって夜に宿舎の電話で家にかけた。
弟が出て、何もなかったかと聞くと、昼寝をしている時に俺の夢を見たといった。
不思議だったけど、双子とか兄弟ってテレパシーのようなものがあるって聞くし、
それみたいなもんかななんてちょっと嬉しく感じていた。

続く

 

302: 金魚にゅーす 03/08/01 22:20

二日目の夕方、レクリエーションでいろんな建物を見て回っている時、
俺は友達とふざけてて道路に飛び出した。
といっても、そこは建物の敷地内なので滅多に車が通らない場所で、
かなり油断してたんだと思う。
クラクションに驚いて振り返ると、搬送用らしい大型トラックがかなり目の前まで迫ってた。
ア、っと思った瞬間からだが突き飛ばされたような感じがして、
轢かれたー!と思って目を閉じた。
だけど実際は危機一髪で歩道に戻っていて、結局擦り傷程度で済んでいた。
トラックのあんちゃんが慌てて降りてきて、撥ねたかと思ったぞ!とこっぴどく叱られた。
その夜、また家に電話をするとまた弟が出て、またまた俺の夢を見たといってきた。
事故のことは話してないのに、どうろにとびだしたらいけないよ、
はねられるとすごくいたいんだよ、なんて言うもんだから、
ほんとに俺たちには目に見えない絆があるんだな!と浮かれていた。

続く

 

303: 金魚にゅーす 03/08/01 22:21

だが、翌日帰宅した俺を待っていたのは、病院のベッドに寝たきりになっている弟の姿だった。
母親の話によると、前日の夕方買い物から帰ってくると、
弟が昼寝をしている部屋からうめき声が聞こえる。
何事かと思って覗きに行くと、弟が息も絶え絶えの様子。
何かの発作だろうかと慌てて抱きかかえようとするが、身体に触れると異常に痛がる。
途方にくれて救急車を呼び、運び込まれた病院で検査してもらったら、結果は全身打撲。
だけどうちはベッドじゃないから落ちて身体を打つなんてことも無いし、
そもそもそんなレベルじゃないらしい。
まるで、車に撥ねられたかのような…
俺は、あの時助けてくれたのは弟なんだと直感した。
俺のせいだからずっと付き添う!と言って(当然誰も信じなかったが)、
その日から泊り込みをはじめた。
翌日、身の回りのものを持ってきてもらおうと家に電話をかけると、弟が出た。
あれ?今病室にいるはずだよな、なんで?と思ってると、
すぐに母親の声に変わって、聞き間違いかー、とそのときはあまり気にしなかった。
電話を切って病室に戻ると、なにやら騒がしい。弟の容態が急変していた。
その日の夜、弟は息を引き取った。

続く

 

304: 金魚にゅーす 03/08/01 22:22

俺はその後数ヶ月悲しみに暮れ、動物が飼い主の身代わりになるって話は良く聞くのに、
どうせならマイケルが身代わりになればよかったのになんてかなり酷いことも考えていた。
高校に入って俺は家にあまり帰らなくなった。
弟のことを思い出すのが嫌で、夜遊びばかりしていた。
ある日、いつものように遊び歩いていると家から電話が。
またか、と思っていつもなら無視するけど、そのときはなぜか出てみる気になった。
すると聞こえてきたのは弟の声。
おにいちゃんはやくかえってきて、ぼく、マイケルとあそんであげられないよ
それだけ言って電話は切れてしまった。
俺が慌てて家に帰ると、母親が電話中だった。
俺に電話が掛かってきた時間も話していたと言う。
だけど履歴にはちゃんと『自宅』の表示が。
玄関から追いかけてきたマイケルがじーっと俺の顔を見ていて、
その顔を見ているとむしょうに泣けてきて俺はマイケルに謝りながら一晩中泣いていた。
今はそのマイケルもかなりじーさんになってしまったが、
ちゃんと最後まで俺が面倒を見るつもりだ。
ただひとつ気になるのは、
今も家に電話をかけると時々最初に弟の声が聞こえることがある、ということ。
嬉しいような、洒落にならないような。

終わる

305: 金魚にゅーす 03/08/01 22:24
洒落にならんだろ。とりあえずグッジョブ!

 

306: 金魚にゅーす 03/08/01 22:38
弟が心の中で生きてるんだね。
普通に良い話かも、感動のアンビリーバボー的な

 

308: 金魚にゅーす 03/08/01 23:00
嘘でもOK!
兄弟愛が感じられた。

 

402: 金魚にゅーす 03/08/02 16:04

工房の夏休み 東北にあるママ上の実家に帰ったとき 座敷わらしに会った
田んぼじゃなくて山ばっかのとこ ていうか山の中に屋敷が立ってる
時間は1時ころ 家には親父と俺とばあちゃんがいた
じいちゃんは既に他界 ママ上がどこに出かけてたかは忘れた
親父は居間で寝ながらテレビ見てた ばあちゃんも
居間で俺のためのどんぶく(東北の室内防寒服)縫ってた。
俺はもう 持ってきたマンガ(ゼルダの4コマだった)とかもう読み飽きちゃって
便所いってくるつって死ぬほど広い屋敷のなかウロウロしはじめた
2分ぐらいウロウロしてたら クソ長い廊下の途中に三毛猫がいた
「野良だな!」 俺は猫大好きっ子なので 小走りで近づいた
当然 猫は警戒態勢を見せてふすまのスキマから部屋に入っていった
俺はチチチて舌鳴らしながらそーっとその部屋に入った
窓も無い正方形の部屋(5畳間?)だった 押入れ以外は何もない部屋

┌──┬┐
|   ||←押入れ
|   ├┘
└─==┘
   ↑入り口

 

403: 金魚にゅーす 03/08/02 16:04

で、さっきの三毛猫がいない
と思ったら押入れのふすまがちょっと開いてた 猫はこんなかだなって思って開けようと手をかけたら
押入れの中から「アオン」って鳴き声が聞こえた 舌鳴らしながらゆっくりふすまあけた
そしたら ふすまの内壁っていうのか? 正面の壁 ちょうど俺の顔の高さにな オフダが1枚はってあんの
猫のこと忘れて 恐いとかより先に「なんて書いてあんだ?」 って首かしげてたら
後ろから Tシャツを下に 「つんつん」って ひっぱられた
当然「うおあ!!??」ってやたらビビって ブバ!って体反転させると
和服の 8歳くらい?俺の身長が175で、顔がおれのみぞおちチョイ上あたりにくる身長の 女の子がいた 同時に
「なおひろ(俺)ぉーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」ってばあちゃんがその部屋に怒鳴り込んできた
ばあちゃんは 右手に40センチくらいの木の棒を持ってた 鎌かなにかの柄みたいなの
左手に数珠 じいちゃんの仏壇のやつだった
それを 「シー!シ!シ!…シ!シーーッ!」ってビュンビュン振り回した ぼっきれで部屋の畳をバンバン叩いた
女の子はもういなかった 出入り口はばあちゃんが突入してきたふすましかないのに
どんなオフダだっけ?ってふと気になって 開けっ放しの押入れを覗こうとしたら
ばあちゃんが俺の肩ガッチリつかんでぜいぜい息切らしながら
「なおひろ(俺)んが(侮蔑・非難の意味を持つ二人称)こごでなにしてら!?あ!?」 って俺を問い詰めた。

その後はもう 親父が「なした(どうした)?」って来て 俺は居間に追い返されて
親父に殴られるかなーって思ったら親父は無言で 夕方に神主さん?みたいな人が来て 
7時になったらママ上が帰ってきて ふつーに夕飯食った 寿司だった
俺はイカとタコとサバが好き ばあちゃんは今も健在

 

491: 金魚にゅーす 03/08/03 14:33
>>403みたいに、家の中等に禁忌とされている場所があって、
それを知らないで偶然開けてしまうか開けてしまいそうになって、
んで幽霊に遭遇するか遭遇しそうになる話ってたまにあるじゃん。
近所の神社の境内とかならともかく、家中の普通の部屋の押入れなら、
知らないで開けてしまっても怒られる筋合いは無いような。
でも決まってこういう話だと怒られたりお払いされたりしてるよな。
なんだか不憫でならない。怖い話じゃなくてスマソ

 

406: 金魚にゅーす 03/08/02 16:13


なぜ、君のばあさんは鎌を振り回していたんだ?

 

 

407: 金魚にゅーす 03/08/02 16:19

ざしきわらし

か?

 

 

引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1059603543/

 

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