死ぬ程洒落にならない恐い話集めてみない?【クルックー】【死相の本】

洒落怖

 

21: 金魚にゅーす 03/07/24 18:48
俺は3ヶ月前 とある大型小売店のバイトの面接を受けに行った
1週間後 採用の電話がかかってきた 明日から来て欲しいとのことだった
なかなかバイトが見つからなくて困っていたため 次の日俺は意気揚々とバイト先へ向かった
マネージャーに書類を渡し 大まかな仕事の内容を教えられて 俺は売り場へと向かった
そして3時間後 仕事を終えて帰ろうとしたとき たまたま同じとこで働いている友達の母親に声をかけられた
「駐車場行ったんだよね?大丈夫だった?」
駐車場がどうしたというのだろう 何かあるのだろうか
「あ 行きましたよ 駐車場がどうかしたんですか?」
すると 友達の母親は少し声を小さくして俺に話した
「あの駐車場ね 前に飛び降り自殺した人がいるから…気をつけてね」
「はぁ…自殺ですか 気味悪いですね 気をつけます」
気味の悪い話だ 自分のバイト先で自殺者した人がいるなんて しかし何をどう気をつければよいのか
まぁ自殺した人がいたとしても俺には関係のない話だ
とりあえずその日は 特に気にもせず家路についた
それから3ヶ月間 何事もなく俺はバイトをこなしていた
時折駐車場に行くと 誰もいないはずなのに視線を感じることはあったが
気のせいだと自分に言い聞かせていた
そして先月の中旬 彼氏にフラれたとかで 立体駐車場の屋上から 女の子が飛び降り自殺した
頭から落ちて 即死だったらしい
おいおい冗談じゃない 俺の仕事場で死んでくれるな と思いながらも 俺はバイトに来ていた
女の子が飛び降りてから 3日は何もなかった
しかし4日後 店の営業時間が終わり 最後に駐車場を見回りに行った俺は見てしまった
1階から3階までを見回り 最後に4階に行った 女の子が飛び降りた屋上の下だ
気味が悪いが 3日間何もなかった 気にすることはないと普段どおりに見回りをした
見回りを終えて 帰ろうとしたとき ふと外を見ると セーラー服を着た女の子が落ちていく
「…!!!」
まさか自殺か そう思い急いで4階から下を見た しかし 街灯に照らされた道路には何もない
気のせいだったのか そうだ気のせいだ そうに決まってる
無理矢理自分を納得させた俺は 逃げるようにその場を去った

 

22: 金魚にゅーす 03/07/24 18:48

次の日はバイトが休みだったため 少し安心していたが 窓の外を見ることができなかった
そしてまた次の日 いつものように俺が駐車場の見回りを終えて帰ろうとした
屋上までの見回りを終え 4階に下りてきたとき
行きたくないのに 何故か足が外の方に向かってしまう
あぁ いやだなぁ なんで歩いちまうんだ そう思いながら 俺はだんだん柵に近づいていく
そして 柵のすぐ内側まで来たとき 俺の目にとんでもないものが写った

逆さまの女の子の無表情な顔…

俺は泣きそうになりながら走って逃げた
「冗談じゃない!また見ちまった!気のせいじゃなかったのか!」
その日 俺は晩飯も食べずに すぐ布団に入った 明日もバイトだと思うと 気が滅入る
しかしそんな理由でバイトを休めるわけもなく 仕方なく次の日もバイトに行った
外を見なければいいんだ そう思い 俺は駐車場の見回りをしていた
しかし 4階に来たとき 向きたくもない柵のほうを 勝手に顔が向いてしまう
1歩も動けない 金縛り状態だ 目をつむろうと思っても瞼が閉じない
あぁ 嫌だ 見たくない しかし視線を動かすこともできない俺は またアレを見てしまう
無表情な女の子の顔… いや 無表情ではない 昨日よりも少し笑っているように見えた
それからというもの 俺はバイトに行く度 女の子が落ちていくのを見た
少しずつ持ち上がっていく唇の端 あの女の子が完全に笑ったとき 一体どうなるのだろう
そして先週の火曜日 女の子が飛び降りた曜日と同じだ
落ちていく女の子が完全に笑っていた
何があるかわからない 俺はすぐさま後ろを向き 走って逃げようとした そのとき…

「一緒に…」

耳のすぐそばで声がした
気を失いそうになりながらも走った もう嫌だ 辞めよう そう思って無我夢中で走った
気が付くと ロッカールームにいた
俺はすぐさまマネージャーに 疲れて 次の日授業に集中できない と嘘をつき バイトを辞めた
しかし 1週間経っても あの笑った顔と 耳に残ったあの声が忘れられない…

51: 金魚にゅーす 03/07/24 23:08

テレビスクープとかでたまに盗聴特集やってるじゃん。
「あなたの家庭も盗聴されている!」
「盗聴ハンターが盗聴器を暴く!」とかいうやつ。
あの手の番組を見てたんだけど、その中で何だか妙に怖くなった場面があった。

盗聴ハンターがある家庭から盗聴電波が出てるのを発見した。
で、その家の奥さんらしき人がたまたま帰ってきたんで、
「実はあなたの家から盗聴電波が出ています」って教えてあげたんだって。
普通だったら当然驚くよね。
ところがその奥さん、ものすごく冷静に、
「・・・でも盗聴する側にもそれなりの事情があるんじゃないですか?」
とか言って、そのまま家の中に消えていった。
そして彼女が家に入った瞬間、その家から出てた電波はプッツリと無くなった。

セリフなんかはうろ覚えだけど、これ見た時に何だか背筋がゾッとしてしまったよ。
怖いのは人間だ、って思った。
スレ違いスマソ。

 

55: 金魚にゅーす 03/07/24 23:26
>>51
たぶん旦那が女でも連れ込んでる疑いがあって、その証拠をつかむために
盗聴器をしかけたんだろうね。こわいこわい。

 

67: 金魚にゅーす 03/07/25 00:24
>>51.53
なかなか面白い話ですな、、
昔ながらの農家や封建的な習慣が残っている旧家では、嫁・姑だけではなくて、
家族の人間関係で、えもいわれぬ感情が蜘蛛の巣をはっていることって結構ありますわいな、、
昔、東北の農家で腹違いの子を折檻をする継母がおって、ある時、折檻のおりに殺してしまい、
それを隠すため、庭に大きな穴を掘って埋めてしまい、自分の主人や周囲の人間には「神隠しに
あったと」言ってごまかした、さらに掘り返されるのを恐れて柿の苗木を買ってきて遺体の埋まった
上に植えたと、、
そして7年後、柿が赤々と実をつけた時に、その継母は愕然とする訳です。
その柿の実すべてに、目・鼻・口がついていて、なぶり殺した子供の顔をしていたと、、
まあ有名な東北の怪物談義ですけど、、この手の話につきまとうのは、要するに家庭内での、
一般の人が知ることのない、ドロドロした感情であって、それがきつければきついほど、怪談も、
独特の風味を帯びてくるもんだと思うっす。
なんとなく、この文章読んでそんなこと感じたっす。

 

68: 金魚にゅーす 03/07/25 01:05
>>67
家族って身近な人物だけに「何か」あると怖いよね。

 

53: 金魚にゅーす 03/07/24 23:24

後味の悪い話スレからコピペ
323 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/07/23 18:14
何度か親戚の話を後味の悪いスレに書いちゃってるけど、別にコテハンでもないからまた書いてもいいか…

母の話。
母は小さい時「蔵ばばあ」というのを怖がっていた、これは母自身もよく覚えてるし母の兄達もよく知っている。
大人になってからは恐怖感は忘れて、母の兄も親戚が集まった時の話に「お前、蔵ばばあが怖いって言ってたな~」なんて母に言ったりしていた。
まあ、母の実家は古い農家だから昔の蔵を改造して倉庫に使ったりして、古臭くて不気味だったから幼かった頃の母は怖がっていたんだろうぐらいにみんな思っていた。

ところが、最近になって母が蔵ばばあの正体を思い出したという。

きっかけは、母の母…つまり、私の祖母が脳血管の病気の後遺症で痴呆の症状をあらわした事だ。
アルツハイマー型の痴呆症とは症状が違うのだけど、世話をしないといけないという点では同じだったので母も介護の手伝いにちょくちょく顔を出していたらしい。
祖母は自分の産み育てた子供達の顔もわからなくなっており、特に女性が祖父に近寄るといい顔をしなかった。
無論、母も例外ではない。
祖父に近づいた母に対する、祖母の睨みつけるような顔を見ていて母は蔵ばばあの正体を思い出した。

 

54: 金魚にゅーす 03/07/24 23:24

324 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/07/23 18:23
蔵ばばあとは、祖母が母にしか見せた事のない顔だった。
祖母は、三番目に生まれた子である私の母をあまり大事に思っておらず、祖父や他の親族の前では可愛がるそぶりをしていたものの、母と二人きりの所では目立たない服の下になる部分をつねったりしていたらしい。
その場所こそが、蔵だったそうだ。
まだ幼かった頃の私の母は、みんなの前でにこにこ自分を可愛がっている自分の母親と、誰も見ていない蔵でつねったりひっかいたり悪口やどうしようもない事を繰り返し言っている自分の母親を、無意識のうちに完全に別人だと考えるようにしていたらしい。
つまり、自分をつねったりひっかいている人は母親ではなく、蔵ばばあだと信じるようにしていたのだ。

最近、痴呆症が進行した祖母は自分の夫である私の祖父の顔もあやふやになっているらしい。
祖父の腕には、昔に母がされたようなつねった跡がいくつもついているそうだ。

おわり

 

69: 金魚にゅーす 03/07/25 01:06

先輩から聞いた話

部活の合宿で肝試しをすることになった。
真夜中の海岸を1人で歩いて戻ってくるコース。当然街灯もなく
真っ暗闇なので懐中電灯で足元を照らす必要があったのだが、
その懐中電灯にはたまたまラジオが付いていた。
怖がりの先輩はそのラジオのスイッチをいれて、音楽を聴きながら
気を紛らわせていた。
しばらく歩いていると、音楽が止み、ニュースが始まった。
なにやらキャスターがあわてた様子で早口で話している。
「アメリカ・・・・」「ソ連・・・」「国連・・・」「日本政府は・・・」
暗闇の中で緊張状態にあった先輩はニュースの内容をそれほど真剣に
聞いてなかった。しかし、スピーカーから聞こえてくるキャスターの様子に
異常を感じ、その場に立ち止まってラジオに耳を傾けた。
「本日、日本時間午後9時ごろ、アメリカとソ連が全面戦争に突入した
模様です。数発の核爆発がアメリカ、ソ連の両国で確認されています。
・・・・・」
先輩は耳を疑った。「うそだろ!」肝試しどころではないので、ダッシュで
もと来た道を戻って仲間のもとに戻っていった。みんなの所にもどると
大声で、「ニュースを聞いてくれ!」とラジオ付きの懐中電灯を差し出した。
しかし、そこから聞こえるのは、始めに聞いていた音楽番組であった。

先輩は確かにそのニュースを聞いたと言ってました。

 

71: 金魚にゅーす 03/07/25 01:16
>>69
なんかの番組だったんだろうな。
あったじゃん、嘘UFO襲来話をラジオでやったら大混乱したって。
ああいう類。

 

73: 金魚にゅーす 03/07/25 01:19
>>71
オーソン・ウェルズね。

 

112: 金魚にゅーす 03/07/25 14:30
>>69
ソ連といってる子と自体嘘。
今はロシアよ(ラタトゥー風)。

 

114: 金魚にゅーす 03/07/25 14:59

>>112
なあソ連崩壊っていつだっけ?

あれは俺が大学4年の時のことだった。夏休み中、某温泉地の大ホテルに住み込みでバイトしてたんだ。
大学の友達と一緒に。残業なし、3食付、娯楽は酒飲んで無料の温泉に入るくらいしかないって感じなので
毎日マターリとしているだけで金が貯まっていくという、極楽のような職場だった。

しかしそういう居心地の良すぎるところにいると、人間萎えるんだよな。
よくよく知ってみると、ホテル内部の人間関係はズタボロ。三重四重の不倫関係も珍しくない。
俺も誘われたりしたけど、ずぶずぶと底なし沼に嵌ってしまいそうで断った。
10月から大学もあったしね。

そんな時、ソ連軍のクーデター未遂事件があったんだよ。エリツィンが議会に立てこもって
一躍、救国のヒーローに祭り上げられた奴。俺も友達も国際関係が専門だったんで、
ニュースの特別番組枠を仕事しながらずっと見てたんだ。でもなんか俺たち浮いていた。
ホテルの人はみな「こんなのやらないで高校野球やってくれよ」「沖水がどこまで行くのか見たいんだよ」
とかなんとか。

すごく気に入ってもらって「大学出たらここに就職しなよ。幹部候補生だよ」とか言われたけど、
なんか10年後の自分の姿を想像して辛くなって、お断りした。

あの時、別の選択をしていたら全く違う人生を送ってたんだろうなという話。

 

88: 金魚にゅーす 03/07/25 08:17
遠くに住んでいるはずの高校の時の同級生Aがバイクに乗ってるのを
家の近所で見かけた。向こうはこっちに気がつかないようだったので
そのまま通り過ぎて逝ってしまったのだけど、
私が住んでるのが東京で向こうが神奈川、バイクで来るのに
数時間かかる距離なので、ありえないと思い。
翌日Aに連絡したところ、その日はそんなところに逝ってない。
とのこと。じゃあ、似てるだけだろうと思った。
そのソックリさんを見てから1ヶ月くらい経った頃
Aの家の近所に住んでる友人Bから連絡が入った。
なんでもAが死んだとのこと。死因はよくわからないのだけど
Bはおそらく自殺っぽいと言っていた。なんだか変な話なんです、はい。

 

89: 金魚にゅーす 03/07/25 08:43
>>88
実話ですか?

 

90: 金魚にゅーす 03/07/25 08:46
>>89
はい。怖くなくてスマソです。

 

143: 金魚にゅーす 03/07/26 03:14

死んでたら洒落にならなかった話

消防の時 とある地下街を友達と話しながら歩いていると
向かい側からきた池沼に捕まって首をしめられた

池沼は
俺の首をしめながら「寒いよ幸子ちゃん」を連呼した後
手を放し、どこかへふらふら歩いて去った

一方友達は俺がしめられてる間ずっと助けを呼んでたが、
大人はまるで相手にしなかったそうです

幽霊も怖いが人の冷たさも怖いなぁ、と対人恐怖

146: 金魚にゅーす 03/07/26 05:20

>>143
俺も消防の頃に人通りの多い商店街で池沼に襲われたが大人は無視。
助けてくれたのは中学生のドキュソっぽい連中だけだった。

今でもあそこにいた大人連中の卑怯臭さ思い出すとむかつく。

 

168: 金魚にゅーす 03/07/26 21:00

アパートでまっ昼間からやってたら、

ピンポーン 「こんちはー宅急便でーす。」

あーい。あれ?パソツどこ?
ちょっと探したが見つかんないのでやむを得ずTシャツの上からエプロソかけて玄関へ。

ドアを開けた瞬間 風がピューっと入ってきてエプロソがめくれた。
ヘッドキャップかぶったむすこがあたまをもたげて こんにちは。

しぃまったあああああああああああああああああああああああああ。

と思ったが、なんかにーちゃんも相当あせったらしく、

「いや、違います!チソコじゃなくてハソコおねがいしますっっ」

直後、にーちゃんといっしょに1分くらい笑い転げますた。

 

170: 金魚にゅーす 03/07/26 21:16
>>168
わらた

 

330: 金魚にゅーす 03/07/27 09:19

勝手にさせていただく。

とりあえず俺が消防のころのお話

地元の山奥に廃村となった集落がある。
そこにある家々は当時のまま保存されてて、
一般人が宿泊したりして昔の暮らしを体験できるようになってる。
そこの家は本当に昔のままで、土壁で土間があり、かまどがあって、囲炉裏がある。

俺らの小学校では五年のときの夏にそこに宿泊する行事があって、
(今でもやっているかどうかは不明だが)学年全員が一晩そこで過ごす。

修学旅行みたいなもんで、行く前にはそこについての話しを教師がいろいろする。
で、まぁその中には当然怖い話なんかもあるわけで、
くだらない話は
『途中にある橋は自殺の名所でよく飛び降り自殺する人がいる。
 その橋から下を覗き込むと飛び降りた人の幽霊が下から飛んでくる』
とかそんな感じ。飛び降りたなんて事件聞いたことねぇよ。
ま、教師が消防怖がらせて楽しんでるだけなんだが。

そんな話の中で、
『昔、子供が生まれても育てていけないときはその子供を処分した。
 殺し方は寝てる赤ん坊の顔に濡らした布をかける。
 するとその赤ん坊は呼吸ができなくなって息絶える。
 その死体は、部屋の土壁を一部壊して埋めこんだり、
 土間(どんなのかわかる?床が地面の台所)に穴を掘って埋めたりした。』
ってのがあった。

科学っ子だった俺は「アホか」とか思って聞いてた。

 

331: 金魚にゅーす 03/07/27 09:20

ついに宿泊当日、みんなでバスで向かいました。
例の橋を渡り(←ほんとなんてことない普通の橋)しばらく行くと到着。
家に入り中を確認。

そこでびびった。土壁の一部にあまりにも不自然な壁を塗りなおした痕がある。
長方形でほんとちょうど子供サイズ。
それと土間の地面から丸い石が二つほど半分顔を出してる。
かなり邪魔な位置にあって、わざとどかさないようにしているとしか思えない。
それはどうしてもお墓にしか見えなかった…。

その夜は酔っ払った担任の酒癖が悪くて参ったw
キャンプファイアーが楽しかったです。   終わり

 

408: 金魚にゅーす 03/07/27 16:07

中学1~2年頃の実体験。

その頃俺は北海道の海沿いの田舎に住んでました。
その町にはちょっと小高い場所に「小高神社」って呼ばれてる小さな公園があって、
何故か真っ黒な石碑と二宮金次郎像がポツンと置いてあるんです。
それだけでも何か薄気味悪いのに、さらに裏道で人がほとんど通らない物だから、良く怪談話のネタにされてました。

曰く夜になると二ノ宮がまばたきをしているだとか。
曰く夜の12時に石碑に血文字が浮き出てくるだとか。

俺はあんまり怪談とか怖がる方じゃ無かったんで「ふぅん」って感じで大して気にしていなかったのですが、
そんな噂もあって昼間でもあんまり遊んでる子はいない公園でした。

 

409: 金魚にゅーす 03/07/27 16:08

結構悪ガキ(あくまで田舎の尺度で)だった俺は夜中にしょっちゅう家を抜け出して遊んでたんですけど、
ある日ふと「小高神社に行ってみよう」と思い立ったんです。
学校の怪談で騒いでる連中に自慢しよう、とかの軽い気持ちだったと思います。

でも実際夜中の公園に着いてみると、電灯の灯りがほとんど届いていなくて、予想以上に暗く不気味でした。
度胸があると思っていた俺も思わずゾッとしました。
でもここで戻ったら腰抜けだと思って怖々公園の中を歩いて回りました。
二宮のまばたきを確認して、独りでに揺れるとか言うブランコを漕いで、石碑の周りを歩いて…
聞いた限りの怪談を確認してみましたが何も起こりませんでした。

やっぱこんなもんかぁ、と力が抜けた途端、激しい尿意が…
前かがみに公園の便所に駆け込んで用を足し始めました。

 

410: 金魚にゅーす 03/07/27 16:09

っしゃ、これで俺は明日から勇者だぜ、とか頭の悪い事を考えながら気持ち良く放尿していると、
体が、ブルッ、と震えました。
小便中だから震えたと思っていたのですが、違いました。
便所の中がやけに寒くなっているんです。
良く怪談で聞く生暖かい、とかでは無く、本当に酷く寒いんです。
ちなみに季節は夏の初めで、そんな寒さはありえません。

(何かやばいぞ!)と思った俺は早く小便を済まして帰ろうとしたのですが、膀胱に大量に溜まっていたらしくて中々終わりません。
ガタガタ震えながら何とか小便を済ませてチャックを閉めたその時、それは起こりました。

ぺたり、という音が聞こえたんです。

ちょうどフローリングの床を風呂上りに裸足で歩く時のような音でした。
気のせいだ、と自分に言い聞かせて便所の入り口に向かって足を踏み出しました。
すると、俺の足音が響いたと同時に…

ぺたり、ぺたり、ぺたり、ぺたりぺたりぺたりぺたり…!

何人もの足音が大音量で聞こえ出したんです。
それはもう、学校のクラス一つ分の人数が裸足で周りを駆け回っているような音でした。

俺は恐ろしくなって泣きながら家に走り帰りました。
便所から出た時には温度も音も元に戻っていたと思いますが、とにかく怖くてすぐ後ろに足音が付いて来ているような気がしていました。
家に着くと部屋の電気を付けたまま眠りましたが、眠るまでの間もあのペタペタという音が頭から離れていきませんでした…

 

411: 金魚にゅーす 03/07/27 16:10

以上が俺の体験です。
この後小高神社には近付いていないので、後日談も体験の真相もありません。
ついでに普段文章汚くて読み辛いと思われます。
ご了承下さい。

この他にも2つほど体験があるんですが…どうしましょう?
この話が糞だってんならやめときますが。

 

416: 金魚にゅーす 03/07/27 16:20
>>411
ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル  コワー

 

418: 金魚にゅーす 03/07/27 16:23

俺が小学生の頃の話。
少し離れた所に、女刑務所跡があるって情報を友達が入手してきたので、
『探検に行こう!』とバカ4人で出掛けたんだ。
当然、塀に囲まれてたんだけど入り口が空いてたからすんなり中に入れた、
夏だったんだけどコンクリートに包まれた建物の中は涼しくて、肌寒いくらい
だったのを憶えてる。
やば~い空気が漂ってて、俺は正直怖かったけど、そんな事言うとさらに怖くなるし
後で苛められるから我慢してた、他の3人も同じ気持ちだったと思う。
少し歩くと水道が並んでたから水出るかな?と近くによったら・・・
首の無いハトが4体、奇麗に並んで置いてあった!!
そこからはよく憶えてないけどダッシュで外に出た。

別に怖くなかったね、クルックー。

 

419: 金魚にゅーす 03/07/27 16:25
>>418
すっげーむかつくうううう!!!!
何がクルックー。だよ?

 

420: 金魚にゅーす 03/07/27 16:28
ガクガク((((;゚Д゚))))ブルブル

 

421: 金魚にゅーす 03/07/27 16:29
クルックー((((;゚Д゚))))クルックー

 

429: 金魚にゅーす 03/07/27 17:19

”死相の本”って聞いたことある?自分は一度、見たことあります。
広辞苑ぐらいの暑さで、果てしなくいろんな人の生前の顔と死後の顔が並んでるだけの本。右ページに生きていた頃の顔写真、左には死んだ後の顔写真…。
どーやってそんな本が作られたのか知りませんが、占い関係のトップシークレット本で、毎日、それをめくっていると、人が死ぬ前に顔に出るという”死相”がわかるようになるということでした。
それを見せてくれたのは自分が通っていた塾の先生で、もう20年も前ですが、その先生、学校を出て塾の講師のアルバイトを何年かやって、バリ島に白魔術習いに行くといったきり行方知れずです。
その先生に聞いた話…、仮にその先生をAと呼びます。

 

 

433: 金魚にゅーす 03/07/27 17:42

Aが大学の頃、その死相の本を手に入れ、毎日眺めて暮らしていたそうです。
授業にも出ず、オカルトにはまってたそうですが、山に登るのが好きで山岳部にだけは、ちょくちょく顔を出していたとのこと。
で、ある日、冬山に行くことになりB駅で待ち合わせ、集合しているメンバー達の顔を見たとき、初めて死相というものがわかったそうです。
当然、Aは皆の顔に死相が出ていると言って必死に止めたのですが、バーカと一笑にふされ、Aをおきざりに4人のメンバーは山へ向かいました。
2~3日して下宿でTVを観ているとC大学山岳部遭難、というニュースが流れ、その遭難したメンバーの一人として、Aの名も読み上げられたていたということです。
びっくりして大学に電話を入れ、OBとともに捜索隊に参加することになり、いつもその山に登る時にベースにしていたD市に駆けつけたそうです。
天候不順のため捜索は翌日ということで、手持ち無沙汰になったAは、いつも山から戻った時に馴染みにしていた喫茶店へ行ったそうです。
すると、遭難したはずのメンバーがその喫茶店にいて、なんだ助かったのかあ、と喜びあっていると、メンバーの一人がそれまで読んでいた新聞をテーブルに置き、おまえ、死相が出てるぞ、とポツリと言ったそうです。
ドキッとしたAは、奥のトイレに駆け込み鏡を見たそうですが、それらしきものは見えません。で、トイレを出ると、そこにいたはずのメンバー達がいませんでした。
びっくりして、喫茶店のマスターにみんなはどうしたの?と尋ねましたが要領を得ず、
マスター曰く、Aが急に入って来て誰もいないのに一人でしゃべり、トイレへ駆け込んだとのこと。
確かにこのテーブルに、と思いテーブルの上にあった新聞に目をやると、そこには、山岳部のメンバー達の遭難記事があり、小さな顔写真が5枚並び、その一番下にあったAの写真以外、ほかのメンバーの顔写真にはすべて、死相が出ていたそうです。

 

 

 

引用元: https://hobby4.5ch.net/test/read.cgi/occult/1059030910/

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました