母から聞いた話し
その日は一日中雨が降る梅雨の時期
父と妹が近所の駄菓子屋から帰宅する途中知り合いの家の前を通りかかると、その家の玄関先に奥さんが前を向いて立っていたので父は軽く会釈してその場を後にした。
帰宅した父は〇〇さんの奥さん、傘もささずに玄関先に立っていたよ。会釈してもボーっとしてたなぁ。
と母に話した。
母は驚き本当に奥さんだったのか?と父に確認した。
父はさすがにあの距離で見間違えないと答える。
それでも母は否定する。なぜならその奥さんは現在入院中なのだ。
母は妹に尋ねた。おばさんいたの?と。
妹は父さんが誰もいないところで挨拶してた。と答えた。
その後、その奥さんが亡くなられたことを知る。
家族への別れを告げに来たのかもしれない。
この話しには続きがある。
それから1~2年後だろうか記憶が曖昧だが
父が町内会から帰路につく途中再びその家の近くを通りかかると電柱のそばから若い男性に挨拶をされた。
その家の息子さんだと気づいた。
父も軽く挨拶を返し帰宅した。
帰宅した父はそのことを母に話した。
息子さんはずっとうつむいて話さなかったけど大人しい息子さんだな。と何気なく話した。
翌日近所で葬式があると母が知るが、亡くなったのは昨日父が会った息子さんだった。
亡くなった日が正確には分からないが父は昨日会ったけど、あの後なのかどうか気にしていた。
死因はバイク事故。
これは約10年前に体験した出来事です。
その当時、20代前半だった俺はまだ実家で暮らしてました。父親はおらず、母と二人暮らしです。
ある日飲み会があり、日が変わった深夜に帰宅しました。だいぶ酔っ払ってる俺は母を起こさないように静かに自分の部屋へと向かいました。
俺の実家は二階建てで、二階にある二部屋を俺と母のそれぞれの部屋として使ってました。階段を上がり、短い廊下があり、左右に引き戸があり、右が母、左が俺の部屋でした。
俺は自分の部屋に入ると、スウェットに着替え早々にベッドへと潜り込みました。酔いも手伝ってか、横になるとすぐに寝てしまいました。
どれくらい経った頃でしょうか。突然金縛りにあい、目が覚めました。しかし、体は動きませんし、声も出せません。よく、目だけは動かせるって話を聞きますが、その時は目を開くことさえできませんでした。さらに、人生で初めての金縛りだったので完全なパニック。ひたすらもがき、出ない声を一生懸命出そうとし、向かいの部屋にいる母に助けを求めました。
そうすると、突然部屋の引き戸が開けられる音がしました。俺のうなされてる声を聞いて母が起きてきてくれた、そう思いました。母は俺の側まで来ると
「金縛りかい?つらいだろ?」
そう言って、俺の足をさすり始めました。すると、動かすことの出来なかった足が動くようになるのを感じました。そうして、足から徐々に上半身へ向かって金縛りが解けていきました。その間に母が部屋にあるソファーに座ったのが音でわかりました。
そして、全身の金縛りが解け、声も出せるようになり、母にお礼を言おうと目を開けると、
まったく知らない女性がそこにいました。
女性は薄く微笑んでおり、そして、ゆっくりと消えていきました。俺は混乱と恐怖で気を失い、気がついた時はもう朝でした。
その後、ご先祖様の誰かなんじゃないか等考え、祖父母の家にある写真を調べたりしましたが、あの女性は見当たりませんでした。
俺を助けてくれた女性は誰なんでしょうか。
未来の伴侶とか?
歳を取った女性でした。
妻とは似てないのでその線は無いかと…
守護霊様かもね
俺の両親が体験した話。
俺はそれらしい体験した記憶は無いから霊感は無いと思ってる。しかし親は俺の霊感のおかげで命拾いしたと親戚中に触れ回ってる。
俺が2歳ぐらいの頃に、内陸県住みだった俺らは隣の海あり県へ旅行に行ってたらしい。
広い敷地の某神社が観光地として有名な地域だったが、人でごった返すその場所を小さい俺を連れて歩き回って昼にはもうクタクタになった。
どの店も混んでいたので、観光地の人混みを抜けて、歩ける範囲にあった小さい漁村に立ち寄った。そこで海鮮丼やらを昼ごはんに食べた。
田舎の海沿いの観光地にはよく同じようなジャンルの古い海鮮料理屋が肩を並べているが、この場所はその中でも規模が小さく、観光客よりは常連の地元住民らしき年寄りの姿が目立ったという。
この小さな飲食店街は海に面しており、岸壁から50メートルほど離れたその海面には厳島神社を彷彿とさせる鳥居らしきものが立っていた。
「今はこれですけども、今日の夕方には潮が引くんでそこから下りて行けますよ」
と店のオッサンが鳥居の方を指して言う。それを聞いて便乗してきた周りの常連年寄り曰く、近くの人気観光地に隠れてしまったこの町の自慢だそうだ。
初対面の店員や客がよく話しかけてくる店の居心地が好きではなかった両親は愛想だけは良く、ほとんど聞き流して店を出た。しかしせっかくのタイミングだということで、混雑のピークを過ぎた有名神社に戻って数時間散策した後、夕方になってからまた漁村に戻ってきた。
昼間の小さな飲食店街は、ラジオの音楽とオッサン達の駄弁り声で昼間と雰囲気はあまり変わらず、こっちに気付いたオッサンが手を振ってた。
そして勧められた海の鳥居だが、天気と方向が良かったためか、水平線に沈もうとする夕日とそれに照らされた鳥居がよくできた写真みたいな綺麗さだったらしい。
そして、潮が引いて昼間は見えなかった海底の砂が露出し、海水が水たまりになって夕日に光っていた。道を踏み外しさえしなければ靴のままで鳥居まで歩けそうと分かる状態だったと母は言っていた。(干潮時の厳島神社の大鳥居もそんな感じだと最近知った)
続きます
(2/3)
この光景に甚く感動した父が岸壁に据え付けられていた石段を下りて鳥居の方へ向かおうとし、、母は抱えていた俺を下ろして鞄からインスタントカメラを出そうとしていた。
その時母は俺の違和感に気付いたらしい。俺は母の袖を握り込んで下りようとしなかった。そして次の瞬間には鼓膜を破るくらいの甲高い声を上げて泣き出した。
元々よく泣く子供で、近所にも響く声だったらしいが、その時ばかりは様子がおかしかったという。映画などで何かに襲われた女性が挙げるような、瞬間的に大音量が出る悲鳴に近い声で、「キ゚ャアアアアアアアーーーーーーーーーーー」と息も付かず10秒は叫んだように感じられた。ただ、その時の顔の必死さと涙から「泣いている」と母は判断したそうだ。
父も流石にこの異様な声に驚いて母の方を振り返り、岸壁の上に戻って俺の様子を確かめに来た。母が俺を抱き直して慌てたようにあやし始めるや否や、俺はピタッと泣き止んですました顔をしていた。
いや何やねんこいつと父が安心したように笑っていると、今度は父が足元の違和感に気付いた。見れば足首から下、靴の中と靴下までずぶ濡れだった。
何で?と思って振り返ってみれば、海は干潮どころか真っ黒い水に満たされていた。
石段はさっきまで父がいた位置まで水があり、波の音もしっかりする。夕日に染まった赤い空と照らされた鳥居は変わらず、海だけが異様にどす黒かった。夕暮れの空の色を写さない真っ黒い水面に所々白い波の泡が見え、水が足元の岸壁にじゃぶじゃぶと音を立てて打ち付けられていた。両親は赤い空と真っ黒い海で二分された光景を前に呆然としていた。
「え?潮…引いてたやんな?」「引いてたし…引いてへんたら入らんし…」
父は自分が勘違いして勝手に海に入って濡れたと思いたかったが、母も干潮の海を見ていたから訳が分からない。どうにか違うことを考えたかった父は、とりあえず濡れた靴下と靴を履き替えるため、昼間の海鮮丼屋に席を借りようと、海を臨むその店に向かった。
続きます
(3/3)
しかし数歩近付いて分かったが、人がいない。通行人も店の常連年寄り連中も店員のオッサンも、さっきまでいたはずなのに気配が無い。人の話し声がすると思ったらラジオだった。
ふと父の視界の隅で何かが動いた、と思ってそちらを見やると、1階に店を構える民家の窓のカーテンが閉じられたらしく揺れていた。それに気付いてから他の店の上階もよく見ると、窓の向こうの部屋の奥に人がいた。みんな年寄りで、昼間見た顔もあった。そのいくつもの目線がどれもが無表情で父と母を見下ろしていた。母も同じ光景を見ていた。
あの鳥居の下へ行くことを二人に勧めた人達が、感情の無い目で睨んでくる。その意味が分かる前に、母が父の背を押して、我に返った父とともに走り出した。俺はというと、あの叫び以降何の異変も無かったという。
「海に水があったことより、あの神社勧めといて町の人みんな海に入るとこ見てたことの方が怖かった。本当は最初から人はいませんでしたって方が怖くなかったかもしれん」というようなことを母が笑いながら言ってたし、「あんたがおらんかったらお父さんあのまま沈んでたわ」とも言ってた。
でもいくら調べてもそんな神社見つからないし、何なら神社じゃないのでは?と思う。
興味深いな
場所が分かるといいんだがな
ちょっとしたショートショートみたいだ
俺の仕事はものづくりなんだけど、作業の音がかなりうるさいから職場は山の中腹くらいにあるんだ。
一応道路には面しているんだけど、周りには民家どころか他の建物すら建ってなくて、森に囲まれてる状態なんだ。
そんなんだから窓にはカーテンなんてつけてないんだよ。
昨日のことなんだけど、ちょっと失敗しちゃって残業しなくちゃならなくなったんだ。普段は17時には帰ってるんだけど、昨日は0時くらいまでかかっちやって。んで、作業が終わって顔を上げたら目の前の窓に自分が写ったんだよ。外が真っ暗で室内が明るいと鏡みたいになるだろ?あれだよ。
俺の後ろに女が立ってた。
髪は長くてなんか妙にベタついてるような感じで、服も土か何かで汚れていた。そして首からロープが垂れていた。
俺は心臓が止まるかと思うくらいびっくりして急いで振り返ったけど誰もいない。もう一度窓に写る室内を見たけどやっぱり誰もいない。怖くなって片付けもしないで帰ったよ。
今日会社に来て社長にこの話をしたら(社長と俺の二人しかいない会社なので)俺が入社する何年か前に、この会社の近くの森で首吊りした女がいたことを教えてくれた。首にロープついてたならそいつじゃないかって社長は言ってた。
ちなみに社長は今まで働いていて一度も見たことはないそうだ。
俺は怖すぎて仕事辞めようか悩んでる。
多分オカ板発祥の「本当にあった怖い話」で、もう一度読みたい話があるんだけど、検索しても見つからない。
誰か知ってたら教えてください。
内容は、
主(投稿者)が小学生の時の親友が予知夢を見ることができた。
親友の予知夢はいつも的中していた。
連載漫画の続きや未来のゲームについて教えてもらってた。
ある時、親友は近所で火事が起こると教えてくれたが、火傷している様子だった。
その後、親友は突然亡くなってしまう。
親友には妹がいた。
大人になり、主は都会(?)で暮らしていたが、久々に実家に帰った。
そこで偶然、親友の妹に再会。
思い切って、親友の死因を尋ねる。
妹は、親友が普通に眠っているのを妹が確認した5分後くらいに、真っ黒に焼け焦げて死んでいたと話してくれた。
主は、親友はいつも予知夢を見ていたのではなく、未来にタイムリープしていたと気づいた。
よろしくお願いします。
読んだ
>>375も面白かったからその元ネタが見れて感慨深い、10年も前のお話だしよく覚えてたね
自分が予知能力使えるならロトとナンバーズの当選数字を見て高額当選したい…
今更だが、この話の大元は楠桂って漫画家の話で、1984年にリボンって漫画本に掲載された。
単行本は「たとえばこんな幽霊奇談」の中の「ノストラダムスはつぶやいた」って話が元ネタです。
>>540
この話、誰かの体験実話じゃないのか!!
ショックです・・・。
楠桂さんはファンロード時代は知っています。
懐かしいですね。
教えてくださりありがとうございました。
長い話だから端折って書いたけど、眠ってる間に未来へ行く→テレポートみたいな感じ→偶々出た場所が爆発中の現場→すぐに現代へ戻って来る→体は既に燃えてて死ぬ、って流れ。
原文はとても面白い。
10年以上前に2chのまとめサイトでたくさん出回ってて、すごく有名な話だったと思う。
昔はようつべにもあった。
けど最近探したら全然見つからない。
創作じゃなく実体験ってことになってたけど、本当にそれっぽい感じ。
この板の人、誰も知らないのかな?
もう一度読みたいんだけどな。
これは、不動産の営業をしていた時の話だ。
中古住宅の買取、という仕事をしていると、時折事故物件にも出くわす。
当時自分がいた会社は大手の会社で、事故物件はあまり積極的には扱わない会社でもあった。
当時自分の後輩だった男の子は、この事故物件がなぜかやたらと集まる子だった。
事故物件を買い取って、販売まできちんとこなす、というのは非常にハードルが高い。
それをこなした彼のことを、もしかしたら周りの不動産業者さんが評価をしていたからかもしれないが、
買う物件の殆どが事故物件だったし、会社全体で取り扱うそういった物件の殆どは、
彼が買取りを行った物だったから、ある種全国会議などで話題になるほどだった。
ところで、彼はアメフトだったかラグビーだったかをずっとやっていたらしく、
入社当時は明らかにでかい体をしていたし、性格も豪気なやつでエリア内でも
相応の人気者だったのだが、入社後半年もすると、だんだん元気もなくなり、どんどんやつれていった。
自分も出来る限りのサポートをしていたが、営業として求められるノルマはなかなか厳しく、プレッシャーも強い。
くじけそうなのかもしれないと、心配をしていたある日の事、彼から急に飲みに行こうと誘われた。
自分の行きつけのバーに行って話を聞いていたのだが、しばらくすると彼は
「家に一人でいると、声や物音がする。リビングにいると、自室で布を摩る音が聞こえる」
と震えながら話した。
金縛りにあったり、ふと人の気配を感じたりすることもあったらしく、落ち着いて眠ることも出来なくなっていたらしい。
しばらく休暇を取るのと、事故物件が原因かはわからないけれど取扱いのを避けたらどうだ、と話すと、
彼は笑顔なんだか泣き顔なんだかよくわからない顔をしてこう言った。
「でも、物件が呼んでるんです。なんとかしてくれって。耳元で囁くんですよ」
彼は半年後に体調を崩して、退社してしまい、その後の行方は知れずじまいだ。
彼がいなくなってからは、会社が事故物件を取り扱う機会は再び減ってしまった。
怪談は幽霊を寄せ付ける、なんて話もあるが、彼は事故物件を自分に寄せ集めてしまっていたんだろうか。
ワシは守護霊が強すぎて
ワシ自身を虐めてきた奴等を病気にしたり、交通事故で怪我させたり、
家は燃えたり、何年にも渡って虐めた奴は交通事故で勝手に死んだなw
20-30人位は地獄落とししたわ
明確な敵対意識をしたのが条件で呪えば自分の体調が悪くなるが、相手が本当に酷い場合は体に何も不調は出てこない
死んだり怪我したり病気になったりしたときは、嫌な気持ちになるとか言うが嘘だね。
清々しい気持ちになるもんだw
そのあと、和解をすると相手は不調にならなくなる。
何がいいたいかといえば、相手を地獄に叩き落とす強い守護霊持ちも世の中には結構いるから人付き合いは大切にな
とあるガンで入院して手術受けることになったの
大きな病院だし 4人部屋だし
同室の人たちはみんな同世代で手術日も近かったし
ある意味気軽でちょっとした旅行気分な感じだったわ
術前検査とか色々あってOP前何日かあったんだけど
お昼は静かにしましょうねと言われるくらい楽しかったわ
でもね
毎夜誰かが頬を冷たい手でなぜていくかんじがするの
真夜中の3時過ぎ
こっちも半分寝ぼけてるから ナースさんの見回りかな?
と思って気にしてなかったんだけど
3日目の朝 はじめにOPする子が
「毎晩おばあさんみたいな人がほおずりするの 怖くて怖くて…」
「あたしも冷たいものが触ってたわ」
「え?ナースさんかと….」
「ちがうよ 浴衣着てたわよ」
全員「マジ~?」
「ふと目が合ってしまって その顔がこっちを凝視してて」
全員「え~…いや~!!」
「ぎゃ~」
ナース「はいはい!皆さん病室では静かにしてくださいね~」
全員「すみませ~ん」
もうOPも明日やあさってに迫っていたので
その夜からみんなライトつけたりTVつけたりして
2時~4時ごろまで寝ずに頑張ってたら来なかったのです
安心して私のOPも済み
最後におばあさんを見た子が何故か先生の都合で4日遅れてOPに行き…
「そろそろ戻ってもいいんだけどね~」
「あれ?まだICUかな?」
「もう5日たつね」
「個室に入ったかな?」
ナースさんのお話だとまだICUらしいとのこと
私は術後の回復も早く 1週間ほどで退院したのですが
仲間がまだ入院していたので診察日に顔を出すと
その子が神妙な顔をしてこっそり話してくれた
「廊下の右の彼女 亡くなったんだって」
手術中に急変したらしく なかなか意識が戻らずそのまま…
皆さん入院しても夜中の訪問者の顔は見ないように
目を合わせてはだめです…
以上 マジな体験記でした
術後8年目 再発無しでほっとしてるママより
昨日の431です。では、書いてみます。
こういう書き込みは初めてなので上手くないかも知れませんがご容赦ください。
私の地元に【りょうぜん】という山があります。霊の山と書いて霊山(りょうぜん)と読みます。
数年前そこに会社の先輩とドライブに行った時の事です。
霊山は死んだ人がこの山を登って天に向かうという通り道のような場所と言われていて、心霊スポットとしても有名でした。
大分県民乙
相馬から115号の霊山?
ジェラートうまいよね
当時、私は車を持っておらず
仕事終わりによく先輩の車に乗せてもらっていました。
それである日、その霊山に行ってみようぜって話になって、私も心霊スポットということで興味が湧いて着いていくことにしたんです。
先輩の運転は結構荒っぽくて
山道をぐんぐん飛ばして登っていきます。それですぐに酔ってしまって凄く気分悪くなりました。
途中でちょっと車から下ろしてもらうようにお願いして、少しひらけた場所で私は車を降りました。
確か6月くらいだったんですが
とてもひんやりしてて気持ちの良い夜だったのを覚えています。
先輩が車を止めたのは三叉路でした。
左右に道が分かれていて
どちらも真っ暗な山道が続いていました。別れ道の中央には道はありませんが開けていて夜でなければ見通せたんじゃないかなって思います
私はなぜかその三叉路の真ん中の景色の写真が撮りたくなってケータイの
カメラで一枚撮りました
カシャって
音が鳴ったその瞬間にケータイの電源が落ちたんです。
すぐに再起動させようとしましたが
ケータイは起動したり消えたりを繰り返して。しまいには無茶苦茶な熱を持ち始めました。
私は何か取り返しのつかない事をしたんじゃないかって急に怖くなって先輩に帰ろうと伝えました。
先輩も私の様子とケータイを見て
すぐに来た道を引き返してくれました。
帰りもガンガン飛ばすものだから
それでまた気分も悪くなってしまったのですが、それよりも早く山を出たいという気持ちが勝っていました。
山を降りきり、コンビニに車を止める頃にはケータイの挙動はいつものものに戻っていました。
一体なんだったんだろうって
撮った写真を見てみたのですが
あの写真はありませんでした。
というより、その日に撮った写真全部がなくなっていました。
その時は何もなくてホッとしていました。していたと思うんです。
実はこの事を思い出したのは結構最近で、ケータイを乗り換えるからと
写真データをpcに移していた時でした。
見覚えのない写真が一枚入っていたんです。
それを開いてみたら
暗闇の中に真っ赤な道が2本
ずっと向こうまで続いていました
表現が難しいんですが
雨の日の赤信号の光が反射してるみたいな、それが延々と暗闇に伸びていました
それを見てすぐに分かりました。
あの時に撮った写真だって
気味が悪くなってすぐに写真は削除しました。
どうしてケータイにはなかった写真が
pcに移した時に見つかったのかはわかりませんが、それからは特に何もありません。
でも、夜に別れ道を見るたびに思い出してしまうんです。真っ赤な道のことを
どうしてあんな場所で写真を撮ろうなんて思ったのか、今ではわかりません
ちょっと書かせてくれ。
妻の元カレにAという奴がいた。Aは妻にかなり惚れてて、束縛もひどかった。妻が友達と飲みに行くと言うと、こっそり自分も同じ店に行き、少し離れた席から監視するような奴だった。そんな異常な束縛に嫌気がさした妻は、相手の返事を待たずに一方的に別れを告げ、それ以降連絡も取れない様に、メールアドレスも変え、携帯の番号も変えた。
だが、Aは妻の職場に現れるようになった。妻はAにやめてほしいと伝えるが、Aはやめず、職場に居づらい雰囲気になり、退職せざるを得なくなった。
そして、Aから逃げる為に他県へ引っ越し、就職。そこで俺と出会った。俺と妻は本当に気があって、何度か話すうちに好きになり、しばらくして付き合いが始まった。
そして、ちょうど婚約をした頃に奴が現れた。
ある日、俺が妻のマンションに行くと、妻の部屋の前に男がいた。男は、玄関に向かって必死に何か叫んでいる。俺はその男に近づき、「何か用か?」と尋ねた。すると男は「お前は誰だ!お前こそ何の用だ!」と言ってきたので、「俺はこの部屋の住人の婚約者だ」と返すと、男は驚いた顔をしていた。
俺達の会話が聞こえたのか、妻が玄関を開け、恐る恐る出てきた。そして、その男に近々結婚すると告げると、男はひどく絶望した顔になり、その場を立ち去っていった。立ち去る瞬間、俺の方を恨めしそうに睨んでいた。
妻と部屋に入り、落ち着かせてから事情を聞くと、あの男は元カレのAだとわかった。そして、Aのこれまでの異常な行動の数々を聞かされ、「俺がこいつを守ってやらないと」と考えていると、マンションの外が騒がしい事に気づいた。窓から外を見てみると、救急車やパトカーが何台か停まっている。
後日、Aがあの日妻のマンションの屋上から飛び降り、自殺したことがわかった。
その後、俺と妻はこの出来事のショックはあったものの、お互いを支え合い、なんとか乗り換え、無事結婚できた。
今では息子と三人の生活を送っている。
ところで、その息子なんだが、妻によく懐いていていわゆるママっ子というやつだ。この間なんて、俺と妻がソファに座っていると、無理矢理その間に入り込んで妻に膝枕してもらっていた。俺が呆れて笑いながら「本当にお前はママが好きだな」と言うと、「うん!一生ママと一緒にいる!」と言うので妻と顔を見合わせて笑ってしまった。
妻に頭を撫でられてる息子を見ると、なんとも言えない顔で俺を睨んでいた。
その目が、あの日のAに似ている様な気がした。
Aは悪霊になって息子に取りついてる?
お祓いしたほうがいいのでは
文章書くの下手ですまん、思い出話なんやけど
かなり昔で九州のどっかの島の壱岐だか対馬だかの話で、当時の親父のせいでその辺りの島行ったり来たりしてたから記憶がちょっと曖昧なんだけど…
そこで親父の弟の娘さんとか、近所の同年代の友達らと遊んでたんだ、当時は携帯ゲーム機でポケモンやらロックマンエグゼやら遊戯王カードとかもあったが屋外で遊ぶのがまだまだ主流の時代だったんだ。
暑い夏の日で俺らは林の中で土やら倒れた木を掘り返してカブトムシやクワガタ探ししてたんだけど、日が暮れるくらいの時間帯だったかな…その親父の弟の娘さん、長いから従姉妹ちゃんが突然
「賽銭箱がある」
とか言ってきて、気になって俺らもついていったんだけど。
まぁなんか、林の幾つかの木に太い縄が巻きつけてあって地面に置いてるデカい木の箱を囲ってあってさ
上から見たらまんま賽銭箱なんだけど、賽銭箱によくある小銭を滑らせて穴に入れるような仕組みでなくて、中身が丸見えで、それで中になんかあるのが見えてさ。
それをよく見たらアイスの棒切れみたいなのに変な印鑑押してあるのを変に並べてあって、昔のラムネとかコーラの瓶?みたいなのが6つそれを囲ってあってさ、中にやたら粘り気のありそうな変な液体が入ってたんだよ。
まぁ当時は近くの神社が捨てたんだろう、とか、鳥居に付いてるような縄で囲ってあるから賽銭箱も捨てる際のルールや儀式みたいなのがあるんだろうとか友達みんなで話し合ってあんまり触らないようにしようってなってさ、当時の俺らは日が暮れかけてたしそのまま帰ることにしたんだ。
んで、まあ、こっからわけわかんねーんだが、俺らが林を出ようとして、山を降って林の入り口にしてる場所にようやく到着した時
そこまで太くない木の影からなんか、古い着物?着てる長い髪の女が出てきたんだ。
ほとんど至近距離で。
俺や従姉妹ちゃんや友達は全員ビックリして
「ひっ!?」
って喉が引き攣った声を出した。
身なりとかが不自然だったとか、髪が凄く長かったのもあるけど、一番おかしかったのは俺たちが誰も気づかなかった事。
山登りとか林に入った人ならわかると思うけどその女が出てきた木がその人が木の影に身を隠すには細過ぎたんだよ、加えて林の中なら誰かが歩いてくれば絶対に視界に何かしら入ってくるけどそれも無かった。
だから俺たちは全員驚いて立ち尽くした。
その女の人が俺らを凄い目を開いて、なんて言うんだろうか…睨めまわすように順繰りに見ていたんだ。
凄い綺麗な顔の女の人が目をおっ広げて、まばたきすら忘れたように俺たちを凝視するんだ。
それで従姉妹ちゃんあたりまで一通り見終わったあとに笑顔になって
「———-」
って書くべきかな、音が出てなくて、声が声になって無くて何か、何を言ってるのかは不思議と理解できたんだよ(坊や達は今日は虫捕りしてたの?)(いっぱい捕れた?)(何が捕れたの?)て意味がいっぺん同時に伝わってくる感じ。
俺たちは全員おっかなびっくりして、中には何故か泣きかけのやつも何人かいてさ、でもやっぱり女同士だからなのかな。
従姉妹ちゃんだけが「いっぱい捕れたよほら見て!!」って俺たちの虫カゴを掲げて女の人に見せたんだ、そしたらその女の人が近づいてきて、また
「——–」
って、言ってさ、意味が(いっぱい捕れたねぇ)(もっと捕れるとこ教えてあげようか?)って言ってきたんだ。
俺たち、従姉妹ちゃんを除いてはその時既にこれは幽霊だ、頭のおかしくなってる人だと思っていたらしい。
でもその時もうみんな体が動かせなくなってたんだ。
女の人と従姉妹ちゃんは手を繋ぐと楽しそうに歩き出して林の入り口から再び林の中に入っていって、それで何故か俺たちもその後をついて行ったんだ。
当然俺たちの意思じゃない、誰が好き好んでこれから日が暮れる山の林の中に入りたがるか。
でも体が自然と二人を追って林の中に入っていくんだ。
この時点で俺が少し頭がおかしくなる。
怖くて頭の中では泣き出してるのに顔がその表情をしてくれない、身体は全力で逃げ帰ることも暴れる事もさせてくれずただ二人の後を歩くだけ。
それでも視界から二人が今何をやってるかは頭に入ってきてな。
女の人が指差したとこにクヌギやコナラの樹液に集まるカブトムシやクワガタがいてそれを従姉妹ちゃんが楽しそうに捕まえてあらかた獲り尽くしたらまた次の木にって感じだったと思う。
それが朝まで続いていたと思う。
気づいたら俺たちは浜辺で手を繋いで輪になってた。
輪の中心には虫カゴを持った従姉妹ちゃんがいて、俺たちはほぼ同時に体の自由が戻ってきたのを実感して「あっ」とか言って不思議そうにみんながみんな友達の顔を見回した。
従姉妹ちゃんは虫カゴ抱えて寝てて、
海を見たらまた日が暮れかけていて、朝くらいまでの記憶しかない俺はまた混乱した。
友人らに今あったことを確認しようとしたら
「おーい!!」
と大きめの漁船からの灯りが俺らに当たった。
俺たちは一斉に振り向きすぐさま漁船の方に一斉に走り出したのは覚えてる。
多分俺含め、ようやく助けに来たと思ったんだと思う。
そのまま漁船の人らが浜辺に寄り降りてきて
「こんなとこで何しとるとや?誰が連れてきた?」
と漁師のおじさんが厳しい口調で問い詰めてきた。
その時の俺たちは意味がわからなかった、俺たちが登った山の林は近隣の民家の近くだからこんなところ誰に連れて来られずとも来ることができる。
そう伝えると、
「何言っとるんだ?ここ内院島(のうじま)やぞ!?」
と逆に叱られた。
その後、船に乗せてもらって陸地まで送ってもらい警察が来た。
こっからさらに意味がわからなかったのが、俺たちが元いた場所から十数キロ離れた離れ小島にいたということ。
そして俺たちが家に帰ってこないとの事で三日前から捜索をしようかという段階になってた事だった。
俺たちは混乱や動揺しながらも今まであった事を集まった親や先生や警察に話した。
すると親たちだけが何か渋い顔をして話し込み始めて、先生らや警察はある程度話を聞いてから帰っていった。
俺たちは不安になりながらも三日間も餌も与えず、虫カゴに入れていたとは思えない元気なカブトムシやクワガタを見て、やっぱり三日も経っていたとは思えない、アレは誰?アソコはどこ?って会話をしてた。
アレから十数年経って、実家に帰省した時にあの時の件を飲みの席で親父に聞いてみた、すると親父から
「あの時お前らが見た箱は、本土の出雲だか諏訪の大きい神社からたらい回しにされてきたもんで、アレが結構な人を祟り殺すハメになったからコッチに送られてきたモンらしい、それ以上は知らん」
と言われた。
ただ、俺たちがそういう事件にあった後、当時の近隣の不良グループがその箱を倒したり小便を引っかけたなどをして精神病院に入ったり、刑務所に入ったり行方不明になったり、自殺未遂をしたらしい。
お前らが何も無くてよかったと言われた。
怖いと言うか不思議な話だね
面白かったーありがとう
脳内再生しながら読んだら怖かった
ほん怖あたりで映像化してほしい
興味深いね
今もその箱が残っているなら写真が見たいね
引用元:https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1617288162/
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