終戦記念日、靖国神社の近くのオフィス街を歩いていたら、その後知り合いに会った。
「さっきも見かけたが、男性と一緒に歩いていたので声をかけなかった」と言われた。
…しかしずっと私は1人で歩いていた、周りに人も居なかった。
真っ昼間だったので見間違えられる事も無かったと思う。
知り合いが見たという、私の左側にいた幻の連れは一体なんだったのだろう。
2年前、母が亡くなる時の話。
大分悪いという知らせがあったので仕事を早引きして病院へ行った。
ところが容態は変化しないまま2日ほど持ちこたえたので、仕事の区切りをつけに次の日は会社に出た。
すると昼頃義理の姉から母が亡くなったという電話が入ったので、急いで病院へかけつけた。
ところがかけつけてみるとまだ母親は生きていた。
義理の姉に聞いてみると、特段容態の変化がないので連絡はしていないと言う。「本当に私だった?」と義姉に聞かれ、改めて考えてみるとどうも記憶が定かでない。電話を受けたような、受けてないような。でも受けてないとしたらどうして俺はここに駆けつけた?
結局母親はそれから1日持ち、親の死に目に会えたのでよかったけれど、あの時本当に何か連絡があったのかどうか。
同僚に言わせると、親の看病疲れと、そばにいたいとう気持ちが起こした錯覚じゃないかということだけれど。
>>9
>ところが容態は変化しないまま2日ほど持ちこたえたので
これってほんとつらいよね…
もちろん、少しでも長く生きていてほしい、できれば奇跡が起きて持ち直してほしいんだけど…
生きていてほしいと願う気持ちに偽りはないのだけれど
目の前の現実があまりに辛すぎて
もう終わってほしいと、ふと思ってしまう自分にいっそう腹を立てて
ちょっと書いてみようかと思います。
その日のことは十数年経った現在でもはっきりと覚えている。
その日、朝起きると、「今日は絶対出かけちゃダメだ。大事な電話がかかってくるぞ」
と何の根拠もないのになぜか強い確信が胸の内から沸きあがってきた。
なぜか分からない。でも俺はその「予感」を信じて、大学の講義を自主休講し、
自分の部屋まで電話コードをのばし、かかってくるあてのない電話をじっと待っていた。
(37続き)
お昼過ぎ、1本の電話がかかってきた。それは高校の同級生の女のコだった。
なんでも今は東京に住み込みで働きに出ているが、数日休みがとれたので、
帰省していてちょっと電話してみた、とのことだ。
その子とはあまり話しをしたことがなかったのだが、電話で話しているうちに
高校の思い出がよみがえってきて、なんだか楽しい気持ちになってきた。
そんな雰囲気だったので、「せっかくだからこれから会おうよ」、と誘ってみたが、
「今日はダメなんだ、でもまた連絡するね」という返事だった。
それからもいろいろと高校の頃の出来事を言いあって、笑ったりした。
なんとなく話題もなくなって、そろそろ電話を終わろうか、という時、彼女はこんな
ことを言った。
(37続き)
「ねえそういえば、B子ちゃんおぼえてる?あの子に電話したんだけど、なかなか
つながらなくて・・・」
B子というのは、俺と同じバレーボール部に入っていた同級生で、俺とはまぁ仲が良かっ
た女の子である。
「私、すぐに帰らなきゃいけないからAクン(←俺)に伝言頼めないかなぁ」という
のである。
別に断る理由もないのですぐに「いいよ」と了承した。
「あのね、こう言ってもらえば分かると思うんだけど、B子ちゃんといっしょに書いた
手紙、もういらなくなっちゃったから捨てちゃっていいよって、それだけ」
「うん、わかった。伝えておくよ」と俺は電話を切った。
はて、電話ならいつでもできるのに、どうして伝言頼むのだろう?とふと思ったがB子とも
たまには連絡を取りたかったし、その口実が出来たので深くは考えなかった。
(37続き)
1週間ほどたった夜、俺はB子の家に電話をした。
B子はすぐに電話口に出た。俺からの電話を少し驚いているようだった。
「こないだね、(仮にAちゃんとします)から電話があってね、伝言頼まれたよ」
「え?A・・ちゃん・・?」
「うん、ええと、いっしょに書いた手紙はもういらなくなったので捨ててください、って」
俺は頼まれた通り伝言を伝えた。
・・・どうしたんだろう?B子から返事がない・・?
なんだか電話の向こうでしゃくりあげる声がかすかに聞こえる。
・・・泣いてる?
「どうしたの?」俺は心配になり声をかけた。
「あのね、Aクン、(ヒクッ)私がB子と仲が良かったのは知ってるでしょ。」
いつもつるんでいたのは知っていたので、おれは うん、と答えた。
「Bちゃんといっしょに書いた手紙ってね、ラブレターなの。(ヒクッ)それね、
Aクンへのラブレターだったの」
どういうことか飲みこめず、俺は何も言えなかった。
「あの頃私たち、Aクンが好きだったんだヨ(ヒクッ)でね、いっしょにラブレター
書いたの。渡すつもりは最初からなかったから、将来結婚してください、とかね・・
書いてたの・・それをね、卒業するとき、Bちゃんが私に、持っててって言うから
私が預かったの・・・」
俺は何だか良く分からないまま、「え?今Bちゃんて何してるの?」ととっさに聞いた。
「・・・Bちゃん・・・Aクンしらなかったの?(ヒクッ)・・・Bちゃん高校卒業と同時
に急性○○病(病名は伏せます)で入院してたんだよ」
(37これでおしまい)
A子はさらにこう続けた。
「先週、Bちゃん手術したの・・でも・・だめだったみたいで・・」
そこからはA子の泣き声で会話にはならなかった。
話はここまでです。A子が言うには、あたしの電話は夜かければすぐにつながるので、
きっとBちゃんはAクンと話がしたくて、A子の電話がつながらない、と嘘をいったのだろうということだった。
俺は、あのときBちゃんと電話で楽しく話しができて、本当に良かったと思っています。
不思議な体験は、冒頭の「予感」の部分だけですが。(すみません)
後日談として、Aちゃんとは、これが縁(?)で結婚しまして、今年結婚10年目に
なります。
末永くお幸せに。
なんか人物に振られる仮名がごちゃごちゃのような気がしたんだけど俺が厨房なだけ?
>>56 すみません、厨房は俺です。
文中ごっちゃになっちゃいました。話の流れで推測してください(–;;
全然大した話じゃないんですが、大好きなこのスレのネタが出来た事が嬉しいので書きます(w
祖父と祖母が両方とも死んじゃって空家になった田舎の家へ、先日、御盆なので行って来ました。
家の掃除や墓参りなどをして、帰る前日かその前の日の夜のことです。
私と叔母が一つの広い部屋に居て、叔母はその部屋のベッドに寝転がり本を読んでいて、私は
机にノートPCを置いてenigmaの過去ログ(Part3くらい)を読んでいました。
突然叔母が立ち上がり、ベッドの上に立ち、天井を眺めるのです。私が「どうしたの?」と聞くと
叔母は、本に水滴が落ちた、雨漏りしてるのかも知れない、と言うのです。その時は確かに
少々の雨は降っていましたが、雨漏りする程の強い雨が降っているわけでもないし、
そもそも雨漏りするようなことがあれば天井に水が染みて大変な事になっている筈です。そして天井を
いくら調べても、濡れている場所など見付からないのです。
風呂で髪を洗い、その水滴が落ちたのかな、とも思いましたが、丁度その日は昼に温泉に行ったので
夜は誰も風呂に入らなかったのです。あの水滴は何処から落ちたのでしょう。
おじいちゃんはイタズラ好きな人だったので、もしかして… と思いました(笑
その数日前の夜も、部屋のドアが勝手に少し空いたし…多分風のせいだと思いますが。
その次の日の昼、スーパーの中に入っているラーメン屋に昼飯を食べに行くというので
母と叔母の買い物に付いて行き、マネキンのそばを通り過ぎた瞬間、視界の端でマネキンが
左手を動かして姿勢を変えました。マネキンだと思ったけど人間だったのかあ、と思い
振り向くと、それは間違いなくマネキンでした。まあこれは気のせいだと思いますが(笑
本に落ちた水滴は、直径3センチくらいありました。
汗にしては多過ぎます(w
それに雨が降ってて涼しかったし…
んじゃ書いてみるさ~
昔住んでた所には、T川って大きい川が流れててさ
土手のすぐそばに俺んちが建ってたんだ
川を挟んだ反対側には親戚が住んでいて
親との約束をやぶると、深夜1人でその親戚の家まで行くっていう
変な罰が俺んちにはあった
街灯もろくに無い、あぜ道を通らなくちゃいけなくてえらく怖ぇのよ
そんである晩、門限を破った俺は1人あぜ道を歩きながら
T川の土手にむかっていたわけです。。。
しばらくすると、自分のかなり前の道を妙な人影が歩いてんのに気付いた
妙だと思った理由は、背が当時消防の俺とたいしてかわらないのと
肩を左右にヒョコヒョコ揺らしながら歩いてたから
でも、あぜ道とはいえ、農家の人も通る道だから
お年寄りが家にでも帰るんだろうと思って、特に気にもしなかったんだわ
ところが、土手にあがり舗装された道にでると
街灯に照らされた人影が土手を降りていくのよ
そっちには川しかないのに
変だな?とは思ったけど、ついてくのも変だし、嫌だし
川を渡る橋に向かって俺は歩いていった
橋を中程まで渡った時、何となく橋の下をふっと見ると
さっきの人影が川沿いにいた
今度は橋の明かりがあったから、よーく見えたよ
そいつは服を着てなかった
茶褐色のヌメッとした肌に、ざんばらな髪の毛をしてて
あきらかに人じゃなかった。。。と思う
妙に手が長かったのを憶えてるな
俺、ビビッて動けなくてさ。じっとそいつを見つめてた
幸いそいつは俺に気付いてないみたいだったし
しばらくするとそいつは川に飛び込んで
もうあがってこなかったよ
>>81-83
その川は綺麗な川なんでしょうか?今はどれくらい綺麗なの?
田舎の程度はどのくらいですか?地方の清流とかでしょうか?
小学生の頃の話だそうだけど、何年生でしたか?1年生とかだと、
猿を見誤ったかもしれないけど、5・6年生ならそんな事もないだろうし。
川に飛び込んだけど、顔だけ出して泳いでいたなら猿かもしれないけど
潜ったまま消えたならば……河童だったかもね……
もしそんな生き物がいたなら、その地域の他の人も見ていると
思うんだけど。そんな話は聞いたことないですか?
>>87
ん~T川は当時からキレイとは言い難い川だったと記憶してるなぁ
でも汚いわけではなくて、水深がけっこうある大きい川だから
人が泳いだりする川ではなかったよ
釣りする人はけっこういたけどね
当時は消防で4年生だった
いくらなんでも猿が住んでるような田舎じゃないさ(藁
地元では。。。どうなのかな~引っ越して以来、行った事ないし
河童が出るぞ!!なんて子供向けの看板はたってたけどねぇ
>>89
ほぉ……じゃぁ、はぐれ河童かな……?
いいもの見たね。本当に河童であったなら、だけどさ。
スレにぴったりな、いい話でした。
T川って利根…?
田圃のあぜ道の草むらの中に発光体を発見。時刻は夜の7時前。(塾に行く途中)
大きさはCDぐらい。青白い光で、等間隔で点滅してた。
何だろう?と思って自転車を止めて覗き込んでみたんだけど、暗かったし、
草に隠れてそのものは見えず。発光体からの熱は感じなかった。
かなり近くまで顔を近づけた途端、モノスゴイ怖くなって自転車で逃げた。
周りに誰もいなかったし、人通りの少ない場所だった。
自分の中では小型UFOって思ってるけど、アレは一体なんだったんだろうなぁ。
蛍
巨大蛍! でも秋か冬(ここら辺曖昧)だったからなぁ。
中国にはデカイ蛍がいて、蛍の光で勉強できるそうですが。
この時の発光体もかなり明るかったです。 光った時のゴジラの背鰭みたいな感じ。
ありがとう! 長年の蟠りが解決しました! 今夜はぐっすり眠れそうです!
それでいいのか…
そのころ、とても仲よしだった、
きよみちゃんという女の子が、クラスにいました。
彼女と私は、毎日のように学校が終わると、
お互いの家を行き来しては、ふたりで遊んでいました。
その日は、彼女の家の台所のキッチンテーブルで、
ふたりでドラえもんを読んでいました。
その内容は、ドラえもんが、のび太に切抜き絵本
のようなものを出してあげます。
切り抜いて組み立てると、本物のように、
食べれたり、乗れたりするというものでした。
きよみちゃんと私は早速、
「おもしろい!まねしてみようよ!」
と、画用紙や、ハサミ、色鉛筆を持ち出しました。
もちろん本物になることなどありえないと、
理解できる年齢でしたが、とても楽しかった
のを覚えています。
そして、日も暮れかかり、私が家に帰らなければ
いけない時間になりました。
玄関の外まで、私を見送りました。
そのとき、きよみちゃんが言いました。
「ぶるぶるちゃん。今日のこと、
大人になっても忘れないで」
私はきよみちゃんが、いきなり変なことを
言うのには慣れていたのですが、
そのときは、彼女の様子がいつもと違うので、
なんでー?と聞き返しました。
今こうしてふりかえると、確かにあの日の
きよみちゃんは、いつもと雰囲気が違ったような
気がします。
「今日の私、32才の私なんだ」
ますます私には、訳が分かりません。
でも彼女は続けます。
「2002年だよ。32才。ぶるぶるちゃんのこと
思い出してたら、心だけが子供の私に飛んでっちゃった」
はっきりいって、聡明とはほど遠かった(今もね)
子供の私は、なんだかわからないけど、
2002年と行ったら、超未来で、車なんか空飛んでたりする、
という考えしかないくらい遠い遠い未来。
なんて、ばかな受け答えしかできませんでした。
きよみちゃんは、そんな私を笑いながら、
「それが全然!マンガの世界とはちがうよー」
と言いました。
そして、私ときよみちゃんは、また明日遊ぶ
約束をして、別れました。
今考えると、なんであのときもっと問い詰めなかったんだろう
と後悔しますが、なんせ子供だったし、
きよみちゃんも私と同様、ドラえもんの影響で、
ふたりでよくSFチックなことを、夢見ていたので、
別にきよみちゃんが私に言ったことが、
そんなに変とも思わなかった。
きよみちゃんが私に、話しかけてきます。
まるっきり、いつものきよみちゃんでした。
そして、私もまた、きよみちゃんが私に
言ったことなど、すっかり忘れて、
そのまま毎日が過ぎて行きました。
そして、私たちは5年生になり、それと同時に
私は地方へ引っ越すことになりました。
そしてそのまま、きよみちゃんと、二度と
会うことはありませんでした。
そしてハッとします。
あの日のきよみちゃんの言葉を思い出して。
もしかして、もしかして、もしかして..と。
私はその後も、引っ越しを繰り返し、
今では海外在住です。
きよみちゃんを探したいのですが、
結婚してれば名字も変わっているだろうし、
どうやって見つけられるか。
あの頃の私は、片親だったので
(当時はまだ珍しく、世間からは白い目で
見られがちだった)、
「ぶるぶるちゃんと遊んじゃだめよ。片親なんだから」
と、思いっきりよその子供の親が、
私の目の前で言うなんてことも、珍しくなかったし、
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。
大嫌いだった先生にも、
「片親だからね。目つきも悪くなるんだろう」
と言われたこともあった。
そんな中、きよみちゃんだけが、私の友だちで、
子供時代の唯一の理解者であったと思う。
会いたいと思う気持ちがそうさせたのか、
2週間ほど前に、”あの日”の夢を見た。
あの日と同じ、きよみちゃんのおうちの台所。
イッチンテーブルいっぱいに、画用紙と色鉛筆。
私が自分の家から持ってきた、コロコロコミック
が二冊置いてある。
私ときよみちゃんは、かわりばんこに買って、
ふたりで回し読みをしていた)
台所からは、6畳ほどの今が見え、
きよみちゃんのお母さんが、緑色の座椅子に座って
テレビを観ている後ろ姿が見えます。
本当に、何もかもが、私がこの夢を見るまで
忘れていたことまでが、はっきりと、目の前にありました。
きよみちゃんが、ケーキの絵を画用紙に描いて、
色を塗り、私はその横で、ハサミを持って、
きよみちゃんが描くケーキを見つめています。
「これは夢だ」
と自覚していました。
きよみちゃんが、ふと手をやすめて、私を見ます。
そのとき、私は彼女に言いました。
「きよみちゃん。今日の私も、32才!」
きよみちゃんは、びっくりした顔をしたと思うと、
私を見つめて言いました。
「忘れなかったんだ。ぶるぶるちゃん..」
きよみちゃんは、半分泣き笑いような表情です。
「ドラえもんの未来じゃなかったねー!」
そして、ふたりで泣きながらも、大笑いしました。
そして…私は目が覚めました。32才の私の体で。
私は、泣いていました。
ただの夢だったと思う。でも、私は
時空を超えて、あのときのきよみちゃんに、
会いに行ったのだと思いたい。
きよみちゃんが、そうしてくれたように。
ちなみにこの話、誰にも話したこと無いよ。するつもりも無い。
>>107
実は最初のシーンも含めて夢だった罠。
つまり、小学3年生の時にきよみちゃんが「今日の私は32才」といったのも含めて、
2週間前に見た夢だったりして。
でも、なんかいい話だね。
ええ話じゃあーー!
。・゚・(ノД`)・゚・。
旦那さんに話してみたら?それと、そのきよみちゃんを捜してみてはどうですか?
もし双方が同じ記憶を持っていたら、それは凄いことだけどね。小学校をたどるとか
やりようはいくつかあるんだけど……時間がネックかな……手間もかかるしねぇ……
「探偵 ナイトスクープ」に投稿して探して貰うという手もある。
しかし、興味深くていい話だった……作り話っぽいけど、面白かった。
いうこと。だって、一緒だった期間は多分、2、3年だけだし。
私の見た夢は、多分きっと、私の気持ちが見させたものだと思う。
だけど、あの日のきよみちゃんは、本当に2002年の私って言ったよ。
この他にも、彼女にまつわる(当時)不思議な話はあるんだよ。
引用元: https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1029514246/
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