友人Yが小学生のときの恐怖体験を話してくれました。(ちょっと長いですスマソ)
ある日、Yのクラスに近隣の町から転入生がやってきました。
その頃の小学生は今と違って子供用のオサレな服なんてなく、たいていがパステルカラーのトレーナーに襟を出し髪を編み込みしてボンボン付きのゴム・・という親に用意された服を着ているものでした。
しかし転入生のKの服装はモノトーンでサイズがダボダボなパーカーや、英字新聞柄のシャツをボタンをしめずにはだけさせて着ちゃったりしていて(当時はそんなんが流行ってた)髪も結ばずにダラーっと垂らし、一言で言えば「不良」っぽい感じだったそうです。
Yのクラスは良いクラスだったため、皆が転入生に話しかけたり仲間に入れてあげたりしていました。
また、転入生Kの不良ファッションが女子の興味を引いたこともあり、YのグループもKとすぐに仲良くなったそうです。
その日はYのグループがKの家に遊びに行くことになりました。
Kの家は最近越してきたばかりのためか家具がなくてガランとしていたそうです。
すると奥の部屋にいた香水のきつい女の人が鏡の前でタバコを吸いながら
「ちょっとK、私の○○(忘れた)知らない?」
と気だるそうに話しかけてきたので、Kは
「ママの○○なんか知らないよ」
と言ったためYはこの人がKのママか若いな~と思ったそうです。
しかし普通の友達のママならY達に挨拶したり菓子を用意してくれたりするのですが、明らかにKのママはY達を無視だったのでY達も挨拶がしにくくなってしまったそうです。
Kは、父親とママが別居することになりママと二人で越してきたそうです。
Kは服装も不良なら性格も不良っぽいところがありました。
普通は先生の悪口を言うとき「あの先生嫌い」程度なのですが、Kは「あの先公(死後?)死ねよ」とか当時の小学生にしては過激な発言をしていました。
そのためかYのグループ間ではKを嫌うものが出始め、女子トイレでKの悪口大会が始まりました。
その時YはKの不良っぽさに憧れを抱いていたためか
「私はKちゃんのこと嫌いじゃないよ」
と発言をしたそうです。
するとそのトイレに実はKが入っていたらしく一部始終を聞いていたようで、その後KはYに
「私のことかばってくれたのYちゃんだけだ」
「Yちゃんだけが本当の友達」
と言いYとしか話さなくなったそうです。
Kは家庭の事情をYに打ち明けるようになりました。
KのママはKが小さい頃に離婚をしていたそうで、今別居中の父親は義理の父親だそうです。
数年前、Kのママが再婚して義理の父親の家に住むことになったそうです。
義理の父は近隣の町の小さな一軒家で母親(Kの義理のおばあちゃん)と二人暮らしをしていて、そこの二階にKとママが住み始めたそうです。
しかしママと義理の父が喧嘩をして今は別居をしているそうです。
ある日、YがKと遊んでいた時のことです。
「前の家にまだ学習机が置いてあって、どうしても取りに行きたいものがあるから一緒に着いてきて欲しいんだけど」
とKが言ってきたそうです。
自転車で20~30分あれば着く距離だったので一緒に行くことになりました。
Kの話では義理の父は絶対に家にいないと言うのですが義理の祖母はもしかしたらいるかもしれない、とのこと。
「ババア(義理の祖母のこと)が居ても関係ないけどね」
とKは言っていましたがYは他人の家に侵入するような気がしてちょっとドキドキしたそうです。
Kの義理の父の家は古くて屋根がトタンで見た感じ暗い家でした。
Kが合鍵を使ってドアを開け玄関に入ると中は真っ暗で湿気の臭いがプ~ンとしてきたそうです。
「ババアいないみたい」
とKが言い靴を脱ぎ捨てて慣れた足取りで二階へ上がって行くので、Yも続いて階段を上がりました。
二階の部屋にはKの学習机があり机の上も部屋の中も荷物が散乱してゴチャゴチャしていました。
Yはトイレに行きたくなり、Kに
「トイレ借りてもいい?」
と聞くとKは
「一階の廊下の一番奥に風呂があってその隣にトイレがあるよ」
と言うのでYが階段を降り廊下を進むと洗面所に着きました。
昼間だったけど窓の小ささと北向きのせいか日が全然入らず薄暗かったそうです。
電気を点けたくてもスイッチがどこにあるか分からず、キョロキョロしてトイレを探していると風呂場のドアが開いていました。
風呂場の中を見ると、浴槽の中にいきなり女がいてジーっとYを睨んでいたそうです。
Yはビックリして「うわっ!ババアいたんだ!」と思いましたが、女はなぜか服を着たまま浴槽に入っていたためYは裸じゃなくて良かったと思い、
「ごめんなさい。トイレを探していて・・」
と言いながらババアがトイレの場所教えてくれないかなーと期待していましたが、
浴槽の女は
「ワザト ヤッタンデショ・・」
と言ってきたそうです。
「ごめんなさい」
と言ってその場を逃げたそうです。
トイレは洗面所の手前にあったようですぐに見つかり、「風呂場のドア閉めとけばいいのに、掃除でもしてたのかなーしかしママも若いけどババアも若いんだなー」などと思いながら用を足して階段の方へ行くと玄関にKがいて
「探してたもの見つかったからもう帰ろう」
と言い二人は家を出ました。Yは自転車に乗るときに、
「おばあちゃんいたよ」
と言うとKは
「えーいないよーババアいたら絶対に何か話しかけてくるもん」
と言いました。Yは風呂場の浴槽にいたよって言おうとしましたが、風呂場を覗いたと思われたくなかったので何も言えませんでした。
「なんでKちゃんのママと義理のお父さんは喧嘩したの?」
と質問したそうです。するとKは
「絶対に誰にも言わないでね」
と言い、Yが誰にも言わないと約束するとKは顔を近づけてヒソヒソと話し始めまたそうです。
「私も詳しく分からないんだけど、実は義理のお父さん前の奥さんを殺したって疑われて警察に捕まったことがあるんだって。
それをママは知らないで再婚して後でそのこと知ったみたい。
義理のお父さんに問い詰めて喧嘩してたんだ。
喧嘩してる声が聞こえてきたんだけど、お父さんはママにアレはわざとじゃない事故だったんだって言ってたの。だからすぐに出てこれたって」
Yはあの風呂場の女のことを思い出してゾーっとしたそうです。
結局誰にも言わないと約束した話を私にしゃべってしまった上に、こうして書き込まれております。
怖い話しかどうかわかんないけどさ、
日中、学校の授業中に余分に数分?過ごした事あるよ。
その当時中学生で、前日遅くまでゲームやってたのね。
んで案の定授業中にすごく眠くなってしまったのよ。
んでうとうとしてたんだけどそこで急に、
「****!この問題やってもらおうか。」
的な事を言われて前に出させられたんだよ。
んで黒板の前に立つんだけど、
わかんないし寝ぼけてるしでぼーっとしてんのね。
んで恥ずかしいけどあやまってしまおうと思ってさ、
「すいませんわかんないっす。」
て言いながら横に立ってる教師の方見たんだ。
けど…。
いねえんだよ。誰も。教室にも誰もいないの。
しーんとしちゃってさ。どこからも音が聞こえないの。
なんかその瞬間日常ではありえない感覚がしてさ。
恐怖に近いんだけどちょっと違う。
持ちきれない違和感って言うのかな。
違和感に押しつぶされる感じですごい気分悪くなった。
んでとりあえず窓から校庭を見たんだ。体育だったのかな?って思って。
そしたらおっさんが校庭の真ん中でなにかしら作業してんのね。
何してるのかな?って思った瞬間、
おっさんがこっちに気づいてすごい不思議そうな顔で見たんだ。
次の瞬間おっさん慌てて上着のポケットに手入れたの。
覚えてるのはそこまで。気づいたら俺自分の席に座ってた。
んでさっきと全く同じ様に当てられて前に出ろって言われるんだけど、
また消えるんじゃないかってすごい不安でさ、
真剣に、
「いや、僕いいです。いいです。」
て言った。めちゃくちゃ笑われたんだけどこっちは泣きそうだった。
んであまりに真剣だったからか、その後保健室連れてかれたな。
今でも不思議だなぁって思うんだけど、一番違和感があるのが
おっさんが驚いたのも不思議そうにしたのも覚えてるんだけど
おっさんの顔も服装も全く思い出せないって事なんだよなぁ。
去年の夏の話です。
上司の付き合い残業が終わって家に帰り、
一人暮らしのマンションのドアを開けたのは、
もう日付が変わった頃でした。
ふと生温かい風が体をすり抜けた気がしました。
同時に鉄が錆びたようなニオイも微かに感じました。
訝しげに思いながらも部屋に入り、
明かりをつけ窓の施錠の確認をします。
しっかりと鍵が掛かっています。
(密閉された部屋が開けられたために外の空気との圧力バランスが・・?)
一応考えてはみたものの、文系の私は答にたどり着けませんでした。
冷蔵庫から冷えたビールを取り出して、コンビニで買った弁当をレンジに放り込みます。
ふと、「・はは・・・ぁ・・・!」女性の声が聞こえました。
はっきりと聞こえたはずなんですが、なんて言っていたのか分かりません。
つい今しがたの事なのに、思い出せないんです。
(なんだ?どっから聞こえた?なんて言ってた?)
おかしなこともあるもんだ、くらいに考えて、
弁当とビールを空にした後、ベッドにもぐりこみました。
夜中にふと目が覚めました。私には珍しいことです。
コンコン・・コンコン・・。
どうやら窓がノックされているようです。
(だから目が覚めたのか・・。ったく誰だよ。)
カーテンを開けようと手を掛けたとき、やっと思考回路が機能し始めました。
(窓から訪ねてくる人間なんて異常だ・・。)
私は少し考えて、部屋の明かりをつけました。
折りしもその日はお盆でした。
田舎に帰省している一人暮らし宅を狙った空き巣なら、中に人がいることに気付けば帰るはず。
ガンガン・・ガンガン・・!
帰るどころかノックは荒々しくなりました。
(くそっ、どうなってる?どうすりゃいい、カーテンを開けるか、警察を呼ぶか。
でも窓を叩かれただけで警察を呼ぶのも気が引ける・・。
まさか知り合いってコタァ・・まぁいい。俺なら勝てる!)
意を決した私はカーテンを勢いよくスライドさせました。
・・・・?
何もいません。少し拍子抜けです。
ソファに腰を下ろし、タバコに手を伸ばしたそのときです。
ガシッ!!!
私の左手首が、誰かに、いや何かに力強く握られました。
恐る恐る目を向けると、そこには憎悪たっぷりの強烈な視線を私に浴びせる女性がいました。
何も考えられません。ただ見つめあっていました。
手を握られた状態のまま、女は顔を近づけてきて、鼻と鼻がこすれそうな距離まで来ました。
女はゆっくりと唇の両端を持ち上げ、充血たっぷりの目を限界まで見開き、言いました。
「あはははは!窓を開けろ!!」
ジリリリリリリ・・・!
反射的に手を伸ばし、目覚まし時計を叩きました。
手首がズキッと痛みます。時刻は6:50AM。いつも起きている時間です。
あれ・・?
手首のアザ、ソファで寝てたこと、開いているカーテン。
だんだんと思い出しました。
ハッとして窓に駆け寄ります。窓はしっかりとロックされていました。
真夜中の訪問者が来たのは、その日だけでした。
しかし最近よく考えます。
もしも窓を開けていたら・・?
少なくとも、今年のお盆は外泊必至です。
子供の頃、俺は両親と川の字で寝ていた。
ある夜、俺は異常な煙たさを感じて目覚め、母に電気をつけてもらった。
すると…俺は祖父の仏壇にあった線香立ての灰と思われるものに体中覆われていた。
両親にはかかっていない、仏壇の周りには灰の一粒すら落ちていないというのに…
何故俺だけが灰まみれなんだ?
ただその時、左手だけかかっていなかった。
それ以降、左手だけ骨折4回、火傷2回。
医者には「次にケガしたら切断やで?」とまで言われた。
流石に危機感を覚えた俺は、祖父のお墓がある田舎までお墓参りにいった。
その後は無事だったんだけど、あの灰がなければ俺は死んでいたのかもしれない。
俺にとっては間違いなく洒落にならないお話でした。
電車の外は結構積もってて夕暮れ時には白い平野に夕陽が映えて中々の壮観。
しばらく行くと木立がぱらぱらと現れ始め、段々と林の中に入って行った。
林の中はやっぱり結構暗い。ホントに意外なほど暗い。
それでも、まぁ、することも無いので外を眺めてたら何だか動いてるものが見えた。
(あ、鹿だ)って思って雪のつもる林の奥を見ていると、 違った。
二人の人間が真っ裸で林の中を陽気に走っていったのを見間違えたのだった。
俺は、あれ?って思ったけど、もう行き過ぎちゃって確認も出来無いし。
っうか、この林だって前後4、5キロは建物ないはずないんだからマッパの男女がいるわけ無い。
クソ寒い氷点下の林で夕暮れ過ぎに裸でいられるかよ。
ただ、車内の人間で俺以外にマッパで走り回る男と女を見ていた奴はいないみたいだったけど。
それはもしやパウチの仕業では?
>>86
ごめん、大変遅レスで悪いんだが、この話、前に
山の怖い話で出てきた北海道の精霊の話によく似てる。
もう10年前の話だけど…
当時小学生だった俺には凄い気になる事があった。
いつも登下校時に見える廃屋…
もう気になって気になって仕方なかった!
好奇心旺盛な俺はついに我慢出来なくなって友達五人と探検ですよ。やっぱりみんな口には出さなかったけど気になってたみたいね。あっさりみんな「行く!」と。
土曜日、家に帰るとランドセル投げて懐中電灯持って集合場所へ…
そこにはもうみんな集合してた。
草藪避けながら廃屋の玄関へたどり着く。
ここまで来ると急に怖くなっちゃったわけで誰が一番最初に入るかで揉めた。
「お前言いだしっぺだべ?」「お前一番喧嘩強いべよ!」みたいな感じで。
結局ジャンケンで決めました。負けた二人が中に入るってルール。
で、俺とデブのOが負けて中に入る事に…。
もうその頃には好奇心なんてお星様になっちゃったわけでただ怖かった。
二階建ての建物なんだけど取りあえず一階から探索していく。
驚いたのは全く荒らされてなく生活感に溢れてた事。実は廃屋なんかじゃないんじゃないかと不安になったぐらいだ。
いや、もしかしたら廃屋じゃなかったのかも…
家族三人が写っている写真が飾られてた。それを戦利品としてOのリュックへ挿入。そしていざ二階へ…
二階には三つ部屋があった。
俺はなんとなくすぐ目に入った扉を開けた。
するとそこには事故現場とかにある(?)白線で描かれた人型があった。大人ぐらいの大きさと俺らよりも小さいのが二つ。
それを二人で硬直して見てると後ろで物音が…びっくりして振り返るとそこには凄い顔して俺らを睨みつけるオッサンが…
「うわぁぁぁぁ!!」
俺らは物凄い叫び声を上げて逃げた。
階段を降りきって上を見上げるとまだオッサンはまだ二階で俺らを睨みつけている。
そして…
「心、瞬間移動。瞬間移動。瞬間移動。」と繰り返しながら呟くオッサン。
もう全力で外に飛び出して逃げました。外にいた奴らも焦った俺らを見てわけもわからず全力疾走。
ふと後ろをまた振り返るとオッサンは玄関に立ち
「再燃焼!(最年少?)大きい青!大きい青!」
なんて叫びだした。
えらく長い間走った気がする。
まぁ結局は無事帰宅できてあの廃屋はすぐに取り壊されて今は空き地です。
駄文すまんかった。
千葉県T市の話ですが誰か心当たりない?
>>107
館山市?
東金市?
富里市?
…心霊スポット銀座の東金かな。やっぱ。
>>107の話読んで小学生の頃、廃屋に友達数人と潜り込んだの思い出した。
そこの廃屋は両隣と道路挟んで向いには普通に人の住んでる家が建ってたんだけど
その廃屋だけがぽつ~~んと荒れ放題だったんだよね。庭も雑草生え放題で。
詳しくは覚えてないんだけど藁葺き屋根で雨漏りがすごくて畳が腐って床は抜けてて
でも平屋で広くない家だったから探検は30分位で終わっちゃったんだよなぁ
怖い事もなかったし・・・・・つまらん話でスマソ
まぁ、廃屋探検は下調べを入念に。
でもそういう人の方が、幽霊なんかより数十倍怖い事もあるので逃げて正解だったと思われ。
引用元: https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1107574814/
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