文章構成下手だったり読みづらかったりするかもだが、見てくれてる人がいたら嬉しいです。
だけど尋常じゃなくやべぇっぽいのが稀に見えたりする。
やべぇ奴の例は数年前の話ではあるが、夏の夜中に犬の散歩してたら街灯の下に貞子みたいに髪の毛を思いっきり垂らした赤い服の女がいて、髪が垂れ下がってるのに目が合ったと感じた瞬間滑るような動きで迫ってきて、犬を小脇に抱えて全力疾走で逃げたことがある。
いつも通行人にも絶対吠えない愛犬が猛犬か!ってレベルの形相で吠えまくってたのが余計に怖かった。今でもその女のいた道だけは怖くて通れない。
事の発端は約3か月半前、ちょうどGWの時期。中学の頃から友人関係が続いてる3人(わかりやすくA子、B男、C男とする)とで
GW中どっかいこうぜーって話になったんだけど、このコロナ禍旅行にもいけないので、じゃあ近所の心霊スポットいかね?ってB男が言い出した。
B男とC男はオカルトやホラー耐性もありそういう話も好きでテンションあがってたけど、A子は逆にそういう話が苦手ですごく嫌がってて、B男は笑いながら「俺が横についといたるよw」みたいな事を言ってた。
自分は最近嫌な気配やらそういう類を働き出してから全く見てなかったので、暇つぶしにいいかー程度にしか考えてなかった。
でも後日この適当な判断を後悔することになる。
でも途中で少し迷ったり寄り道して物資調達したりして結局廃病院に着いたのは0時手前だった。
人が本当に訪れないのか道っぽい物もなく草木ぼーぼーの場所にその病院はあった。
各々神社でもらったお守りやらでっかい懐中電灯やら持参していて、自分は懐中電灯+以前身内の葬式にいったときにもらったお清め塩が2つ家にあったので、そのうち1つをA子に渡しておいた。
そしてんじゃいくかーとB男先頭に廃病院に入ることになった。
B男は何か映ったらYoutubeにアップしようぜー!!ってスマホで動画を回しながら余裕ぶっこいてた。
敷地の中はパっとみた感じ駐車場+庭だったっぽい草地しかなくて、草地には木が一本生えてるだけで他に何もなかった。
そしてそこに一歩足を踏み入れた途端に全身の毛が逆立つのを感じた。
もうゾワゾワゾワってレベルじゃない。今でも覚えてるあのもうこれアカン無理死ぬみたいな感じ。
昔見た赤い服の女が迫ってきた時に近い感覚だった。
でも自分の腕に必死にしがみついてるA子のおかげであの時結構冷静でいられてた気がする。
とにかくこういうのは気づいてないフリをすることで対応してきたので、スマホをいじってるフリしながら
テンション上がってやっべーすっげー!ってスマホカメラ連写して叫んでるアホ男2人について廃病院の中に入った。
何かいるんだろうなーっていう気配はあるものの悪意というか嫌な感じは特になく、普通のよくある廃屋みたいな気配しかなかった。
あまりの何もなさに逆にびっくりした。
そのまま4人で1階をゆっくり探索したけど、所々通行止めのように資材が置かれてたり板が打ち付けられたりしていて通れない所が多くてそんなに探索する場所もなく
待合室や診察室やら入っても特に何もなく何も起こらず…。
C男が何にもねーな帰ろうかーって言った矢先に地下室への階段をB男が見つけた。
じゃあ俺ら行ってくるからお前らここで待ってろよって言われたけど、さっきのヤバい気配がいつここにくるかと思うと怖かったんで
結局B男とC男についていった。
案の定何の現象も起こらず、スマホの写真にも動画にも何も写らなかった。
そこでA子がもう嫌だ怖いと本気でわんわん泣き始めたので、B男とC男もさすがにこれ以上続けるとは言わず引き上げることになった。
自分は片腕に抱き着いて体重かけてくるA子でかなり疲れていたのでマジでありがたかった。(言い忘れてたけど自分は女です。)
誘導してくださったのにすみません…
周りに何もいないのに滅茶苦茶怖くて鳥肌がすごくて、もう足がガクガクで思わず目の前を歩くB男とC男を見たら、B男とC男は何も感じてないのかモンストのガチャで盛り上がっていた。
この時ばかりはこの陽キャ2人を心底羨ましく思った。
視線はずっと自分の足元へ。視線を上げるなんて恐ろしくてできなかった。
でも出口は目の前。もう少しで帰れると思ってぐぐっと足に力を入れて進んだら、右腕に抱きついてたA子がばったりと倒れてしまった。
ごめん!って謝って慌てて起こそうとしたらA子、気絶してんのよ、白目向いて。その瞬間に色んな気配が一気に押し寄せてきたのを感じて、なぜか咄嗟に後ろを振り向いてしまった。
病院の駐車場の横にあった荒れた庭。そこに生えてた一本の木。
そこの根元に「何か」がいた気がした。
そっから自分の記憶はない。
気が付いたら既に出発したB男の車の中だった。
隣ではA子が寝息をたてて穏やかに眠ってた。
そしたら助手席にいたC男が自分が起きたのに気づいて「おい!!大丈夫か!!!」ってすごい剣幕で聞いてきた。
B男とC男曰く、廃病院から出て自分たちがゲームに盛り上がってたら突然後ろからすごい叫び声が聞こえて、ビックリして振り返ったらそこには地面に倒れて白目向いてるA子
んでその横でうずくまって耳を塞ぎながら私が泣き叫んでいたらしい。2人とも状況が呑み込めずとりあえずC男がA子を担いで、B男は無理やり私の手を掴んで引きずるようにして廃病院の敷地から抜け出したそうだ。
敷地から抜けた瞬間私も気絶したそうで、そのまま車に運びこんで逃げるように車を走らせていたらしい。
B男は「いや全然いいってw強引に心霊スポットに連れてった俺らが悪いし…」と珍しく真剣なトーンの声で謝ってきて
こちらこそだよって謝罪合戦してたら急にC男が「んで結局さ、何かあったん?何か…」って何かを聞こうとしたC男の言葉を遮るようにしてB男が「いや今日はもうやめとこう、俺も疲れたしそういう話はまた今度にしようぜ」って強引に話を切り上げてしまった。
そこから何か急に空気が悪くなって、そのまま家に着くまで皆ほぼ無言で、車内はC男のスマホゲームの音とA子の寝息しか聞こえなかった。
怖いという気持ちよりも眠さと頭痛が勝っててつらかったから、ありがとう送ってくれたお礼はまた改めてーって言ったらB男が
「いやいや気にすんなって、まぁあれよ、もし何かあったら電話しろよな、じゃ俺A子も家まで送ってくるわ」ってそこで別れた。
疲れ切ってた自分は、この時B男が「何かあったら電話しろ」とわざわざ言った意味を全く理解していなかった。
ずいぶん前のだし古くなったんかなーと思いつつそのままパラパラ塩を頭からかけて、そのままお風呂に入って普通に何事もなく速攻寝れた。
朝起きたらたらA子から『さっきB男君に送ってもらって目が覚めた、腕にだきついて迷惑かけてごめんね、心配かけてごめんね』っていう内容のLINEが届いていて、無事でよかったと安心した。
その日もいつも通りに仕事してて、お昼休憩の時にスマホを見るとB男から10件ぐらい着信履歴があって、LINEがすごい勢いで送られてきててビックリした。
B男「あぁよかった出た…。なぁA子知らん?1週間以上前から電話かけてもLINEしてもあれから返信こねーし既読もつかんのよ」
自分「A子はLINEとか連絡すぐ返すタイプじゃないやん、気にしすぎよ、GW明けたばかりで忙しいんよきっと」
B「…いや俺ちょっと心配なんだわ。なぁ今日この後暇?一緒にA子の家にいかん?」って言いだした。いやちょっと過剰じゃないの?何かあったん?って聞いても
「何もない、でも心配、胸騒ぎがする」の一点張り。B男はこういいだしたら聞かんし、なんだか自分も徐々に心配になってきたんでB男に同行することにした。
忙しくて忘れていたけど、1週間以上A子からLINEの1つもないってのは確かに今までになかった。それに気づいたらなんだか急にすごく怖くなった。
(※ちなみにC男は出張中だった)
A子は普通のアパートに住んでいて、自分も何回も遊びに来たことがあるし泊まったこともある。
なのにA子のアパートについた途端ものすごく嫌な気配がした。勘違いであってくれと思ったけど、部屋の前に立つとやはりその気配はA子の部屋からしてることがわかった。
B男が私やA子の家のインターホンを連打してきて「うるさい!!!」と出てくるのがくだらないけど私らの中じゃお決まりの流れだった。
でもいつもと違いゆっくりとドアが開いてその隙間から無言でA子が顔をのぞかせた。そしてA子の姿を見て私はびっくりしてしまった。
頬はこけて、肌はドス黒くて、目にはっきり見えるレベルでクマができてた。
そして一番驚いたのは、その時来ていた服が肝試しにいったときと全く同じ服装だった。
スカートの裾には倒れた時についた土とかもそのままだった。
ずっと同じ服を着ていたせいなのかわからないけど、ドアの隙間からは生臭いような変なにおいが漏れ出てきてて
綺麗好きなA子を知ってる自分には今のA子の姿が考えられなかった。
そしたらA子は「あーー…。ごめん…。えっと…スマホをほら、無くしちゃってさ、あはは…。スマホ買ったらまた連絡するね」と死にそうな声で答えた。
私が、何か顔色悪いけど大丈夫?って聞いたら「あぁ…数日前から体調悪くてさ、コロナかな?コロナだったら危ないし…2人とも帰った方がいいよ、きてくれてありがとうね」
ってこちらの返事も待たずそのままドアを閉められてしまった。
「もう暗いしちょっとそこのファミレスよってかね?奢るから」とほぼ強引にA子の家の近くのファミレスに連れていかれた。
頼んだ料理が届いて自分はもりもり食べてたけど、誘ってきたB男本人はほとんど料理に手を付けず…
その場を漂う妙な空気に我慢できずに自分から口を開いた。
B男「…」
自分「ねぇ…」
B男「あのさ、変なこと聞くかもしれないけどさ。前心霊スポットいった時A子が気絶してお前が叫んでたって前話したじゃん?あの時お前何か見なかった?」
自分「…何でそんなこと今更聞くんよ」
B男「…いや、教えてくれん?頼むから。気のせいであってほしいから。」
廃病院の庭の木の根元で、何かを見た気がする。でも何かはわからない。
そこからすごく恐ろしい気配がして、自分はそこから何も覚えていないと話した。
そしたらB男は急にバッと立ち上がって、料理にほとんど手をつけずにレジまでいって会計をし始めた。
自分はびっくりしてそのまま店を出て行ったB男の後を追った
B男「やっぱり気のせいじゃねーわ!やべぇやべぇA子をそのまま帰すべきじゃなかった!」
自分「いや話がわからん、どういうこと?」
B男「俺の責任や!」
自分「いやだから…」
B男「お前が泣き叫んでた時俺みたんよ、あそこに1本だけ生えてた木の根元に…赤い服きて、目が真っ黒で、口が滅茶苦茶笑ってる顔の女がいて、そいつが地面に倒れこんでるA子とお前の方を指さしてた」
B男「声は何も聞こえんかったけど、大声で笑ってるみたいに口をあけてた。C男も俺もそれを見て必死にあの時逃げたんや。C男はお前に言おうとしてたけど、お前は覚えてなさそうだったからわざわざ怖がらせる必要もないと思ってあの時黙らせたんよ…。」
でも自分が何事もなく仕事から帰ってくるのを3日間見届けて、もう大丈夫だと踏んでそこから放置することにしたと言ってたので、それはそれでなんか腹が立ったw
なんか自分とA子と扱い違いすぎね?とは思ったけど、とりあえずその疑問は横に置いておくことにした。
時間も既に21時ぐらいになってて、辺りも暗くなってきたし互いに明日仕事もあるし、心配だけど手掛かりがない以上どうしようもないので明日またA子の家に来ようって約束をしてB男に自宅まで送ってもらった。
ダメ押しでA子にLINEを送ってみたけどスマホを失くしたと言ってたし、やっぱり既読はつかなかった。
時間はもうすでに23時手前、配達とかではないとすぐわかった。
自分の住んでる小さいマンションは入口が簡易的なオートロック式になっていて、まぁ当然だけどインターホンをとるとオートロックになっているガラス扉のカメラ映像が映される。とりあえずカメラ映像だけつけてみたら、不気味なことに誰も映ってなかった。最近あった出来事も思い出して、なんか気持ち悪いなーって思った。
なんか段々怖くなってきて、Youtube見るのやめてテレビの音楽番組をつけて音量上げて無駄にテンションを自分で上げて歌ったりしてた。
そこからまたしばらくして24時過ぎてそろそろ寝るかーってテレビを消した途端に「ピーンポーン」って鳴った。
鳴ったのはインターホンではない、家のドア横に直接つけられているチャイムのほうからだった。
なんで?さっき入口に誰もいなかったのに?誰?って考えてたら、ドアの方から声がした。
「〇〇ちゃーん、A子だけど、ちょっと話聞いてくれない?」
A子の声だった。
あぁなんだA子かーって、怖がって損したわーwって思ってドアをあけようとカギに手をかけた瞬間だった
あの廃病院の敷地で感じた、何ともいえない背筋が凍る悪寒、包丁振りかざす人間と対峙したらこれぐらい怖いかもってぐらいの感覚が襲ってきた。それと同時に冷静になった自分の頭が「何 で 今 A 子 が こ こ に い る ? 」と気づいてしまった。気づいた瞬間、ゾゾゾゾッと全身の鳥肌がたって、足がガクガク震えてきた。
その時、何を思ったのか…やめればよかったのに自分はドアについてるスコープを覗いてしまった。
スコープから見えたのは、不気味なほど、目をカッと見開いて歯が見えるほどの満面の笑みを浮かべたA子の顔だった。
そんな満面の笑みの表情を浮かべたまま、笑い声も上げず微動だにせずフリーズしたみたいに静止した状態でドアの前に立ってた。
自分はもうそれで玄関にへたり込んでしまった。腰が抜けて立てなくなったのは生れてはじめてだった。
でもドアノブがガチャガチャガチャと回る音が聞こえてハッとして、慌ててチェーンをかけた。
ドアノブをひたすらガチャガチャガチャさせながらA子は「あけてよー、ねぇ〇〇ちゃんー?どうしたのー?ねぇー?」ってひたすら喋ってた。
声はさ、もう普段のA子の喋るトーンなのよ、でも絶対あの満面の笑みを浮かべたままこれを喋ってると思うともう怖くて怖くて震えが止まらなかった。
その時だった、部屋にある自分のスマホの着信音が鳴った。
ドアガチャとA子の声がその着信音が鳴った瞬間にピタっと止まった。んでチャンスだと思って自分は力を振り絞って玄関から部屋に転がり込んだ。んで必死に電話をタップしてとった。電話はB男からだった。
電話をとった時点で気づいてなかったけど、自分はどうやら泣き叫んでいたらしい。助けを呼ぶつもりで電話をとったのに泣きすぎて嗚咽でまともに喋れなかった。しかしその尋常じゃない状態にB男は気づいたのか
B男「おい大丈夫かよ!!!待ってろ!!今どこにいんだよ!!!」と必死な声だった。
「あっは、あっはっはっはっは、ひっひぁああっはっはっは!!!」みたいなもう狂ったような笑い声だった。
それがスマホ越しにB男に届いたのか「家だな!!!待ってろ今そっちいく!!電話切るなよ!!絶対ドアあけんなよ!!!なんか武器もっとけ!!!」とずっと呼び掛けてくれた。
その間もずっとドアガチャとA子の笑い声は続いてたけど、B男の呼びかけでものすごく救われた。
B男が来てくれるとわかり、自分は部屋にあったクイックルワイパーを握りしめてB男がくるまで部屋の隅で縮み上がってた。
笑い声も止んで代わりにA子とは思えないドス低い声で「いっしょにいこうよおおおおおおおおおおおねえええええええだからきたんでしょおおおおおおいっしょにいこうよおおおおおお!」って言葉をひたすら繰り返してた。
サイレン音は自分の家の近くでとまって、人がたくさん近づいてくる気配がして、外が一気に騒がしくなった。
A子が「いやあああああああはなせやあああああああああ!」と暴れる音と声、警察の「おとなしくしろ!!やめろ!」という声、そしてB男が「〇〇大丈夫か!!!もう大丈夫や!!ドアあけろ!!!」と聞こえて、自分はもう玄関に飛びつく勢いでドアをあけた。ドアの前にはB男がいて、助かったという安心感からか自分は確かそこで崩れ落ちるようにして泣いた気がする。
自分は大家さんにを巻き込んでしまって申し訳なくて謝罪したかったのに、泣きすぎたせいかまともに喋れなくて困ってたら、、B男が「とりあえず後日ちゃんと〇〇と説明します、今日は俺が〇〇預かります。夜中にすんませんでした。」と代弁してくれて、警察の人ともしばらく何か話してくれて、警察の人はそのまま帰って行った。その後B男が背中をトントンしてくれて「落ち着くまで、しばらく俺ん家泊まっていけや」と家に入れてくれた。
ちなみにB男は実家暮らしなんでこの後エロい展開は一切ありません。
「大きくなったねぇ、なんか大変だったみたいやしゆっくりしていきぃな」と事情も聞かずに優しい言葉をかけてくれた。
B男と妹さんの部屋に入って、とりあえずB男はどういう状況だったのか詳しく聞かせてくれた。
まずA男は自分を家に送った後1度家に帰ったけど、念のためもう1度A子の家によっていこうと思い、A子のアパート前について車からA子の部屋を見たらドアが開きっぱなしになってたそうだ。車から降りてA子の部屋を確認しにいったら、部屋の中はもうとんでもないことになってたらしい。B男いわく、床やベッドに包丁が突き刺さってて、テーブルの上には紙という紙にぐちゃぐちゃと赤いマジックみたいなので子供の落書きみたいに書かれたものが散乱していたそうで、床には肉みたいなものがそこら中に落ちてて腐ってたらしい。そしてB男は急に自分の事が心配になったそうだ。
でもB男的にはちょうどいいと思って、そのまま警察を引き連れたまま自分のマンションに到着。
当然降りた途端警察にものすっごい怒られたけど、とにかく大慌てでB男は警察に事情説明。最初は信じてくれなかったそうだけど、うちのマンションの大家さんが「不審者がいる!」と飛び出してきてくれてようやく信じてくれたらしい。
あっという間にA子を抑えつけて包丁を取り上げて、そのまま警察官2人でA子を羽交い絞めにして連れて行ったそうだ。
話が終わる頃にはある程度自分も落ち着いていて、とにかくB男にありがとうと何度も言った。
でもB男は土下座しながら「安易な気持ちであんなところに連れて行った俺が悪い。許してほしい」と謝ってきた。
仕事ができる余裕がないので、仕事先には体調が悪いと嘘をついて2週間休みをもらった。
A子はどうなったのかというと、取り押さえて連れ帰ったのはいいものの事情聴取もできないほど連日叫んで暴れまわる有様だったそうだ。今は留置場に入ってもらっていて、後日A子の実家に連絡をとって親御さんに引き取りに来てもらう予定だという。
取調室っていうのかなぁ、狭い机とイスしかないような小部屋で刑事さんに事情を話してみなさいと促されて、B男と私と互いに補完しながら肝試しにいったこと、ことを話した。最初は刑事さんも全く信じてくれず、嘘をつくならもっとマシな嘘をつけと言われたけど
B男とA子のLINEの履歴やら、私とA子がかなりの仲良しでケンカをする理由もないし、A子が自分を襲う動機もないこと、そしてB男の「あの時のA子の笑い顔が…、廃病院の敷地でみた赤い服の女の顔にそっくりだったんです…。」という言葉で刑事さんも頭ごなしに否定してこなくなっていた。結局A子の詳細も聞けないままそのまま帰されて、刑事さんからは後は何かあったらこちらから連絡すると言われただけだった。(被害届出さないならこれ以上話が進まないらしい?)
帰り際には会いにいったりするのは当分控えるようにとまで言われてしまった。
この後B男にと一緒に近所の有名なお寺にいって、事情を説明してお祓いをしてもらった。
お祓いと一緒に、いわゆる霊視?みたいなのをしてもらったんだけど、お坊さんも首をかしげていて
「うーん、貴方たち2人には何もない気がするんだけどねぇ…」って言われた。もう1人の女の子は?って聞かれたけど
警察云々と伝えると、「あぁあそこかな」って何か思い当る節があって勝手に納得したようなんで、気になって詳細を尋ねてみると
「最近心霊スポットとやらいってね、よからぬものを連れ帰ってくる若者が増えてきてね、連れ帰るだけならまだいいものの、憑りつかれて貴方方のような実害が起きることも結構増えてきたんですよ。もし…いや、更によくない状況だったなら、私共の今回行ったようなお祓いではどうにもならない時がありましてね…そういう場合、憑き物を落とす専門っていえばわかりますかね?まぁ…そういう所にその女性の方は入られたのかもしれませんね。」とだけ語ってくれました。
ですがそのお寺の場所までは教えてくれませんでした。
これがだいたい3か月ぐらい前の出来事。
その後自分の生活が落ち着いた途端心配で我慢できなくなってA子に会いにいってもアパートは既にもぬけの殻だった。
A子の大家さんに話を聞こうとしたけど、もうあの子の話はしないでちょうだい!とキレられてしまった。(部屋がひどい有様だったそうだから後処理色々大変だったのかもしれん…)
出張から帰ってきたC男も当然A子の居場所も連絡先も知らず、全員A子の実家も知らなくて、A子がその後どうなったのか知りたくてもどうしようもなかった。
色々モヤモヤした日々を過ごしたけど1か月もしたら諦めもついて、普通に日常生活を送ってた。
これが先週までの話。
書き出しに最近やっと解決したっていってたのは、先週A子が帰ってきたたから。
当方文章力がない&読みにくい&長すぎの文章でここまで読んでくださった方には本当に感謝しております。
書きだめしてたのはここまでで、A子があの後どうなったのかって話は思い出しながら書くことになるので
時間かかるかもしれませんが、気になってる人がいるのであれば詳細書きます。
現在会社から書き込んでいるので、バレたらまずいんでものすごい勢いで書きためてたのを書き込んでしまってすみませんでした。
面白かった
a子が帰ってきてどういう展開か来たい
今は落ち着いたということだね
よかったね、
ほんと、良かった
今はA子とB男とC男でまた飲みに行けるほど落ち着きました!
長文を読んでくださってとても感謝です。
今上司が帰ったんで落ち着いて書き込めそうです!
A子が帰ってきた続きを書いていきますね
今回は書き貯めてないので少し時間がかかるかもしれませんが…
後少しお付き合いください
引用元:https://itest.5ch.net/mao/test/read.cgi/occult/1630754515
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