みんな神主や巫女に夢見過ぎ
まぁ不思議な事は偶に起こるけどね
稀にあるその話聞きたい!
ん?そう?
んじゃ話すけど、ただ起こったとか見たってだけだからオチはないよ
・就職した巫女の半数がおかしな物を見る(妖怪、人影等)
・自殺現場のお祓いに行くとそのエリアの異常さに気付く(電化製品の異常、空気が人肌に温い等)
・予知夢や幽体離脱のようなものを体験
・何も無いところで突然お線香の香りや酒の香りを嗅ぐ
・口が勝手に変な事を語り出す(震災を2回予知)
・初めて幽霊っぽいものを見た
等、二十年やっててこんな感じかな
あと詳しくは書けないけど、祟りで亡くなったと思われる人もいるかな
とても仲良くしていた職員さんだったので書きたくない
他の事で良ければ詳しく書けるけど
神様は実在するのか?について
本来神主はそういう仕事もしてたんだろうけど、有名な宇佐八幡の神託とかさ
実際に神懸かりになるのは歴史的に見ると巫女なんだが
なんで社家でもない、ただのゲーム好きな非童貞神主の俺なのか分からん
>>223さん
「神様って居るんですか?」って良くある質問でね
俺は実際に俺の周りで起きた話しをして判断して貰ってる
興味はあるが懐疑的だった俺がちゃんと資格取って神主になる程度の事はあるんだよね
んじゃあ次はその話しをしよう
時間空いたら書くわ
全部かよw
んじゃまぁ、上からね
正月準備で死にそうになってるんで早くはないよ
俺は社家(実家が神社)ではない、サラリーマン神主
歴史や神秘的なものへの憧れから神主を目指した
でも子供の頃に興味はあったものの、そういうものを見た記憶がないんだよね
居るとは思いたかったが理数系の検証癖から、なかなか「コレぞ怪奇現象!コレぞ浪漫!」ってものには出会えなかった
大学終わって地元の大きい神社に就職した
翌年に十二年に一度の大祭の年を迎える事から大募集があったんだよね
面白い事にこの年の前年には巫女を始め職員が結構退社するんだ
神社ってブラック企業みたいなの多いからね
大祭の年は年間休日が40日切りになる上5:30~22:00労働なんかザラなんだよ。そりゃ辞めるわ
んで俺もそのお陰で入社出来て、同期に巫女が三人入った
うちの地元では高校出て直ぐ巫女になる子がよくいた
因みに巫女に夢見過ぎって言ったのは、霊感無いし、処女じゃないどころか槍⚫︎ンすら縁故採用で入ってくるから
俺の同期は2人が非処女だったw結婚してなきゃ巫女はやれるらしい
ただウチの神社はかなり歴史が古く、修験者が修行する様な霊場でもあった
修験道と神道は別なんだけど、地方には神仏習合の頃からの流れでごちゃごちゃになってる所が結構ある
神社の御神体が仏像なんてのも良くある事
兎に角昔の人が霊場と定める様な場所は力がある
ウチに入った巫女のうち半数は霊を見ると聞いた事があるんだが、入社当初同期に霊を見たことのある子はいなかった
ゴメ、ご祈祷入った
お待たせ
入って2ヶ月くらいかな
非処女の巫女(a子)が女子寮一階の水道から突然水が出始めた、結構な勢いだったと言っていた
霊場になるくらいの場所なので人里からかなり遠い場所に神社がある為寮が存在している
普段から冗談を言う子なのであまり真剣に聞いてはいなかった
ところがそれから程なくして、今度は別の非処女巫女(b美)が女子寮2階の洋式トイレにオカッパあたまの男が座ってたと慌てた様子で神職室に駆け込んできた
丁度カッパ頭の神主が一人いたのでそいつでは?と問うも、顔が無い、所謂のっぺらぼうで、頭デカ過ぎて人間のバランスじゃなかったらしい
そして半年が過ぎた頃、男子寮と女子寮に続く廊下の真ん中で先輩巫女と同期巫女達が何やらワイワイ騒いでいた
どうしたのか尋ねると輪の中心にいたa子が「マックロクロスケを見た!」と言っていた
突然のファンタジーに頭が追いつかなかったが、a子が興奮気味に全貌を話してくれた
身バレする可能性が高いので余り他人に話さないで欲しい
ウチの神社には参籠(宿泊)施設がある
巫女達は参籠客が居る時は夕方に食事の用意をする
参集場(宴会場みたいなもの)にはテーブルが入り口から奥に向かってズラーっと並んでいる(ハリポタの食堂みたいな感じ。座布団だけどね)
この日はa子が当番で先にあがったのだが、彼女が一人で夕食の配膳をしていると、テーブルとテーブルの間に不可解なモノがいたそうだ
それはバレーボール程の大きさの球体で黒くてフサフサの毛で覆われており、貧相な手足がある「マックロクロスケ」そのモノだったらしい
目が無く、サイズもデカい違いはあったそうだが
何を考えてるんだか、彼女はソレが可愛いくて捕まえたくなってしまった
ところが動いた瞬間、ソレはテーブルの下に潜って消えた
探してももう居なかったそうだ
でもアレってトトロに出てくる創作の生き物なのでは?
ホントに見たのか尋ねると、少しキレ気味に本当だと主張していた
2年してa子が辞め、その半年後にスキャンダルでb美が辞め、唯一の処女巫女cも不思議な体験をする事なく辞めていった
(後述するが、a子の部屋は実はとんでもない場所であった事が判明する)
其れから更に2年後、新しく巫女3人が入って来た
中々に個性的なメンバーだったが、特に霊感があるとかそう言う子も居らず、協力し合いながら仕事を覚えていた
ところが暫くして、また廊下でワイワイ騒いでいる巫女達を見かけた
一応何かあったのか聞くと、夕食当番だったNEW巫女・1が正に此処で変なモノを見たと言う
女子寮への廊下は長く、男子寮との分岐点からくの字に曲がっている箇所がある
食堂へ行こうと其所にさしかかると、角の下の方にいたらしい
焦茶色のフサフサの球体が
バレーボール程の大きさ、貧弱な手足、そしてなんとキョロッとした可愛い目が二つ
(マックロクロスケだ!)と直感しあまりの可愛さにこの子もソレを捕まえようとしたが、察したのか角に隠れて消えてしまったという
あー、この子もそんな訳わからんものを捕まえようとしたんかと呆れもしたが、どうやらa子が見たものは本当にいるらしい
>>103
ざっくりどの辺の地域か聞いたらダメ?
身バレするわw
地方書いたら該当する神社ウチしかない
この話しはそもそも当事者しか知らんけど
参籠施設のある神社自体少ないからねぇ
まぁ東日本とだけ書いとくわ
“参籠 神社”でググると割と直ぐ出てくる神社
もしかしたら話しの中で特定されてしまうかもね
巫女と姉の友達が見てしまったもの
女子寮は谷になった所に擁壁を作って土盛りをした場所に建っている
二階建で部屋は10部屋、1階と2階に5部屋ずつあとトイレと流しもそれぞれある
部屋は個室で入り口の戸を開けると押入れとクローゼットのある空間がある
そして正面の襖を開けると六畳間、その奥に障子で仕切った細長い空間と外が見える大きな窓がある
a子は1階の丁度真ん中あたりの部屋に住んでいた
ゲームが好きなa子の部屋には仕事が終わると同期達と酒やつまみを持っていって、よくゲーム大会をしていた
楽しいイメージしかなかった部屋だが、水道の件があって間も無く「昨日の夜、誰か部屋に入ってきた」と言っていた
なんでも深夜に窓のある所から障子を開けて何者かが入ってきた音がしたのだそうだ
その音でa子は目を覚ました
足音が窓から扉に向かって真っ直ぐ歩いてくる
部屋の中心を通り、a子のベッド脇を抜け、襖を開ける音、板の間を歩く音、鍵を開けて扉から出ていく音を聞いていたa子
金縛りにかかった訳ではないが怖くて布団から出られなかったという
それなのに中年の男だと分かったらしい
そして朝に出勤してきたa子はその事を開口一番で話してきたのだった
怖いねー、霊道とかあるのかなー、等と皆んなで話していたが、いつも明るいa子が本当に怯えている様だった
お正月の手伝いの為に集まったバイトさん達に振る舞い酒をした
暫く泊まり込みで仕事をするのでその人達にも寝る部屋を用意していた
バイトが集まらず、ウチの姉貴とその友人T(生物学的には女性)に来てもらい、他のバイトは雑魚寝だけど2人には空いたa子の部屋に泊まってもらった
Tは大層な酒飲みで好きなだけ酒を食らうと、姉と共に部屋に戻って直ぐ布団に入ったらしい
ところがTは真夜中目を覚ましてしまった
正確には意識は覚醒して部屋の中が見える、なのに目を閉じている感触がある状態だったのだという
眉間あたりでものを見ていたらしい
そこでTは驚愕した
窓の方から大勢の人が扉に向かって歩いていく姿を見てしまったのだ
壁をすり抜け、部屋の真ん中に敷かれた布団を避ける様に歩いていく人々
Tは金縛りにかかっていたが、何とか隣で寝る姉貴をよぼうとしたそうだ
ところが姉貴はスヤスヤ寝ていてこの異常事態に全く気付いていない
すると部屋のすみを歩いていた男がTに気付き、少しずつ寄ってきた
姉貴を踏み、Tの枕元に膝をつき、にじり寄り、顔をTに近づけてきたのだ
「私は何も出来ません!隣に寝てる奴(姉貴)は幽霊とかそういうの大好きなんで、其方に行ってください!」と恐怖のあまり、心の中で大声で叫んでしまった
しかしTの心の叫びも虚しく、男の顔は目の前まで迫り、Tは気を失ってしまった
んで、何でTの体験談を俺が知っているのかと言うと、あろうことかTは翌朝嬉々として姉貴にその話しをしたのだ
俺は姉貴から聞いたわけ
「信じられない!アイツ私のこと霊に売ったんだよ!?」とプリプリ怒っていた姉貴だが、絶対に裏切っちゃいけないタイミングで裏切ったそのTとは今でも仲良しだ
文章下手でスマンw
1/30じゃなくて12/30だったわ
引用元: https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1671545512/
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